人生百年 有為自然

人生百年。地域づくり、日々の生活、思いなどを中心にしたブログです。

有為自然 699  「80代」も 怖くない !!

   「80代」も 怖くない !!

 

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集会所前の広場の草刈りは、終了しました。

残り2か所の広場が気になります。

 

そこで、

「残り2か所の広場も、草刈りをします。

少人数でいいので、時間がおありの方はご参加ください」とメールを送信。

すると、

「新しいリールを、自分の草刈り機につけたので、もっていきます」

「参加します」と、元気なメール。

 

喜んでいたら、

「2か所とも、市の業者が刈ったよ」とのメール。

あわてて、「中止メール」を送信。

 

それにしても、楽しい仲間たちです。

「三匹のおっさん」ならぬ、「二十数匹のおっさん」です。

コロナのために作業後、飲めないのが残念。

 

ところで、かつて自分が若かったころのガッコー。

50代のキョーシたちはみんな、ジーサン・バーサンに見えました。

現在の、私の周りのアラセブたちの方が、はるかに若い。

 

ボランティア仲間の最高齢は、85歳の○○さん。

彼は、週5日、会社勤め。

そして休日に、ボランティアに加わっていらっしゃる。

話されることも、しっかりして元気。

 

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彼を見ていると、

十余年後、自分が80代になることこわくなくなりました。

この世を去る日まで、元気に生きるぞ !!

 

ところで、メチャクチャな世の中の動きの中で、

「まともな話」がありました。

 

埼玉県知事が、

パブリックビューイング2会場を中止したというニュースです。

「興奮と感動を共有するという意義と、

現時点における(感染の)リスクを総合的に勘案した」と。

これが、あたりまえの判断でしょう。

 

井之頭公園パブリックビューイングについては、

武蔵野市が、都に対して中止を求めています。

 

都立大学の労組は、

「都が大学にオンラインの活用や課外活動の自粛を要請しながら、

不特定多数の観客が集まるPVへの協力を求めることは整合性を欠く」

声明を出しました。

 

東京都は、果たしてどうこたえるのでしょうか ?

 

ゴリン中止ネット署名は、42万を越えました。

 

有為自然 698  うったど ~ !!  ワクチン接種 1回目

  うったど ~ !!  ワクチン接種 1回目

 

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行ってきました。

ワクチン接種1回目。

 

○階に行くと、18:30~19:00の人たちの控室。

案内スタッフ。

自分は、18:00~18:30の予約。

エレベーターの前で、「△階へ」と案内されます。

△階で降りると、また案内スタッフ。

書類確認の部屋へ。

またまた、案内スタッフ。

 

次は、「これまで薬物などのアレルギー症状が出たことのある人」のコーナーへ。

保健師さんだろうか。

簡単に話す。

次に、医師の問診のコーナーへ。

 

そのあと、看護師さんとおぼしき人が注射。

チクッとした瞬間、終了。

思わず「これで終わりですか ?」と聞くと、

「ワクチンの量が少ないんですよ」と。

 

これまで筋肉注射は、何度も経験しています。

ずーんと響く、あの痛みと重い感じは苦手です。

しかし、今回は違いました。

 

薬物でアレルギー症状が出たことがあると申請したので、

終了後30分、経過をみます。

他の人は15分で、どんどん帰って行きました。

 

それにしても、案内スタッフが大量に動員されています。

市役所職員の残業なのでしょう。

わが市は、3か所で接種。

全部で何人が、業務にたずさわっているのだろうと考えました。

 

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帰路についたら、右肩が痛い。

おかしいなぁ、打ったのは左肩なのに。

自宅に戻ってから確認したら、

左肩に注射のあとのパッチがしっかり貼ってありました。

 

もし、確認しないうちに、

「右肩に打ちましたよ」と言われたら、信じたかもしれません。

「接種後、肩に痛みが出るかもしれない」という記事を読んでいたためでしょう。

「思い込み」「先入観」というものはおそろしいものです。

 

翌朝、しっかり左肩に痛みが出ました。

これは、間違いない !! 

 

接種後の30分を含めて、びっくりするほどスムーズに流れました。

テレビで流れていたような混雑も、長い行列も、一切ありませんでした。

わが市は、しっかりやっているなと感じます。

3週間後に、もう一度。

のんちさんのような高熱の例もあるので、

次回はもっと気をつけるつもりです。

 

でも、「65歳以上」で予約できなかった人たちはまだまだいます。

彼らは、6月○日からの予約再開を待っているのです。

 

わが家は、「65歳以下」の予約の開始も待たなければなりません。

有為自然 697  なつかしい !!  わが青春の書

  なつかしい !!  わが青春の書

 

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『100分で名著』の一覧に、なつかしい本の名前がありました。

大学時代に読んだ本です。

思わず、地域図書館で取り寄せました。

 

人間とは何か ?

いったい、人間は何のために生きているのか ?

人生とは ?

 

中高大時代、神父さんの影響のために、常に神の存在を意識していました。

しかし、絶対的真理というものを、

感覚的に感じるということはできませんでした。

 

そして、大学時代に、一冊の本に出会います。

サルトル実存主義とは何か』です。

実存主義は、当時、一世を風靡した哲学。

今の若い人は、実存主義といっても、「何、それ」という感じでしょう。

 

サルトルは、言います。

「実存は、本質に先立つ」と。

どういう意味 ?

 

もし神が存在して、神が人間をつくったとしたら、

人間とはどういうものかという本質があり、それから人間が存在する。

しかし、神は存在しない。

人間はまず先に実存し、そのあとで定義される。

人間はあとになって人間になる。

「人間はみずからつくるもの以外のなにものでもない」

 

みずからをつくるために、人間は絶えず、

未来に向かって、自ら構想した通りにみずからを投げ出す。

 

「人間は、自由の刑に処せられている」

「ひとたび世界の中に投げ出されたからには、

人間は自分のなすこと一切について責任がある」

「人間はなんのよりどころもなくなんの助けもなく、

刻々に人間をつくりだすという刑罰に処せられている」

「卑劣感は自分を卑劣感にするのであり、英雄は自分を英雄にするのだ」

 

自らを選ぶだけでなく、自分をとりまいている世の中のをも選択する。

 

自分の責任で、自分のあり方を、

自己をとりまく状況の中での生き方を、選び続けなければならないというのです。

あたりまえと言えば、あたりまえ。

 

この本も、自分が「有為」しつづける原点の一つです。

ただただなつかしい、青春の書だったので、取り上げました。

 

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図書館で借りた本の名は、

『100分で名著 希望と自由の哲学 サルトル 実存主義とは何か』

 ( 海老坂武 NHK出版 2020年 )

 

いずれにしても、面倒くさい人間ですね。

中高大、就職 … 、ジョセーにもてなかったわけだ(笑)

 

 

有為自然 696  公園で いったい何が ?

  公園で いったい何が ?

 

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地域で、樹木の剪定ボランティアをしているので、気になります。

「伐るな」という声が、いつも寄せられるからです。

自分たちは、

痴漢防止・チャドクガ発生予防・美観のために、剪定を行っています。

 

代々木公園での伐採の目的は、

「ゴリン・パブリックビューイング会場」のためだとか。

ウソだろう !!

「密になるな」と言いながら、「密になる会場」づくり。

酒の販売コーナーも予定されていたとか。

信じられません。

 

ところが、この原稿を書き終わったあと、「中止」のニュース。

と思いきや、「中止」と断定したのではないらしい。

しかも井之頭公園など11か所では、パブリックビューイング予定通りだとか。

わけがわかりません。

 

それにしてもIOCの元副会長の発言には、あきれます。

東京五輪を止めることができるのは、アルマゲドン(人類滅亡)だけだ」

言いたい放題です。

わがクニは、IOCの「植民地」か。

 

IOCが参加選手らに対し、

新型コロナウイルスや猛暑による死亡のリスクは「自己責任」という

「同意書」の提出を義務付けているとのニュース。

「ぼったくり男爵」は、弁護士だって !!

死亡しても、自己責任だから「カネは払わないぞ」ってわけだ。

悪知恵がよく働く。

 

豪華ホテルファミリーで泊まる「ぼったくり男爵」たち。

そして陸上競技場のIOC席に陣取る、彼ら。

古代ローマコロセウムで、

剣闘士奴隷ライオンのたたかいを観戦するローマ皇帝貴族たちの

映像と重なってしまいます。

 

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居酒屋には、酒を出すことを禁止する一方で、選手村では、お酒オーケー。

また、コ○○―ムも配布するのだとか。

何なんだ、これはいったい。

 

ごめんなさい。

垂れ流されるニュースの繰り返し。

 

ゴリン開催まで、あと50日。

このまま、突き進むのでしょうね。

 

どうせ大会が始まる前から、メディアによるゴリン狂騒曲。

不公平な条件のもとで、ニホンジンのメダルラッシュ

メダルに弱い、このクニのコクミン性。

そのあとに、ソーセンキョ突入。

そして、アッショー !!

 

まだまだ、「犠牲の祭典」の話題は尽きない。

最近は呆れ果てて、腸にくることもありません。

今日も、ドクハクでした。

 

そういえば、ウツノミヤケンジさんが呼びかけた、ゴリン中止ネット署名。

「41万人」を越えました。

change.orgのネット署名としては、最高記録を更新中だそうです。

 

話かわって、

スガワラ元ケーサンショー起訴猶予が再捜査へ、そして議員辞職

声を上げれば、世の中、少しは変わるってことか。

 

と喜んでいたら、

辞職することで公民権停止」の回避をねらっているのだとか。

また、6月1日時点で在職していたのは

「ボーナス314万円」が目的だったとか。

ウ~ン。

 

と思っていたら、「返上する」んですって。

これも「反省」しているということを示して、

公民権停止」回避で、次の選挙に出ることが狙い ?

 

「猫の目」のように変わる。

まだまだ何か、起きそうな気がしてきました。

「ゴリン劇場」の方も、どうなる ?

 

 

 

有為自然 695  最年長は85歳 アラセブ世代も みな元気

  最年長は85歳 「アラセブ」世代も みな元気

 

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いよいよ、今日から6月。

「5月初め」の草刈り・剪定のボランティアは、緊急事態宣言で中止。

 

しかし、広場や緑道の草木は、伸び放題。

見苦しい。

痴漢防止など、防犯対策としてもまずい。

 

悩ましいのは市の業者による、草刈り・剪定の時期とぶつかること。

ぶつかってもいいということで、みんなにメールを送信しました。

 

5月末のボランティアに「参加する」という返信は5人だけ。

しかし、10人も集まりました。

集会所前広場の草刈りは、混合油エンジンの草刈り機で。

里山ボランティアをやっているメンバーが、一人で刈りました。

他のメンバーは、電動トリマーで灌木剪定と、刈った草の回収。

 

私たち3人は、別れて電動トリマーで緑道わきの灌木の剪定。

痴漢防止のために見通しをよくするためです。

初めて、自治会所有のガソリン発電機を運んで行きました。

発電機は時々、動かさないと故障してしまうからです。

運搬手段は、リヤカー。

防災用備品で、アルミ製の折り畳み式のものです。

その軽さに感激しました。

 

集まったメンバーの最年長は、85歳。

私は10人のなかで、2番目の若さ。

大多数が、アラセブ。

全員が、65歳以上のワクチン接種対象。

ネットでの予約を試みたけど、予約できなかった人が多かったです。

次回予約は、6月○日から。

私は最年長者のアドバイス通りにやって、予約できました。

 

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それにしても、みんな元気な「アラセブ」です。

「アラカンという言葉は知っていましたが、

「アラセブ」は検索して初めて知りました。

 

「70歳」と言えば、論語では従心

 

心の欲する所に従えども、矩(のり)を踰(こ)えず。

  自分の心の思うままに行動しても、決して道徳から外れないという意味。

 

心の欲するままに、ボランティア活動。

 

衣食足りていれば、人間、良いことをするものです。

若いうちに散々、迷惑をかけた、その罪滅ぼしかもしれません(笑)

 

有為自然 694  やっと「宿題」を終えました

 やっと「宿題」を終えました

 

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    この写真は、斎藤幸平さんです。 

 

私は、今から30余年前に環境問題に目覚めました。

そのとき、現在の経済システムであるシホンシュギではダメだと、痛感。

だからといって、

ソレンのようなシャカイシュギ、

チューゴクのようなドクサイコッカは論外です。

 

NHK(Eテレ)で『100分で名著 資本論を偶然、見ました。

「これだ!!」と思い、本屋で購入。

著者は、斎藤幸平さん。

まだ30代の若さ。

彼の『人新生の資本論集英社新書が、今年の「新書大賞」だそうです。

 

ブロ友さんとの約束は、

「ダツセイチョーコミュニズムについて、ブログでわかりやすく説明すること。

それが、「宿題」になっていたのです。

 

『100分で名著 資本論(NHK出版)

 

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う~んと簡単な要約にしてみました。

 

シホンシュギの暴走で生まれたもの。

まず、格差の拡大。

世界の富豪トップ26人の資産総額は、地球上の人口の半分約39億人の資産に匹敵。

アメリカの超富裕層トップ50人の資産は、下位1憶6500万人の資産に匹敵。

ニホンでも庶民は、長時間労働、非正規雇用、低賃金、 … 。

 

そして、地球温暖化による 世界的な気候危機。

ニホンでは、

梅雨時の集中豪雨や、台風の超巨大化、酷暑が深刻になってきている。

 

もともと、社会の「富」「みんなのもの(コモン)」だった。

きれいな空気、水、緑ゆたかな森、公園、図書館、公民館 … 。

 

シホンシュギシャカイでは、社会の「富」が「商品」に姿を変えていった。

いくらで、どれくらい売れそうか。

売れそうなモノを生産する。

常に競争が行われる。

儲けにこだわり、規模を拡大していかなければ、他社との競争に敗れる。

儲けるためには、徹底的な長時間労働

ワタミでも、電通でも、過労自殺事件が発生。

いつでも解雇できる、正規雇用派遣社員

 

働く人間を疲弊させるだけでなく、限りある地球を破壊する。

化石燃料レアアースの採掘、森林伐採

気候変動によるスーパー台風、酷暑、生物多様性の喪失、パンデミック … 。

 

解決するには、

人間と自然の「物質代謝を、修復可能・持続可能なものにする。

シホンシュギに代わる「新たな社会」をつくる必要がある。

 

そのためには、人々が「アソシエート」すること。

「アソシエート」とは、

共通の目的のために自発的に結びつき、共同すること。

人々の自発的な相互扶助、連帯を基礎とした社会。

労働組合、協同組合、労働者政党、NGO、NPO、ボランティアなど。

地球と生産手段を「コモン」として、

みんなで共同所有し、共同管理していく。

 

人間と自然を重視し、人びとの必要を満たす規模の経済活動にする。

「脱成長型経済」の街づくり、社会づくり。

いくら「経済成長」しても、トリクルダウンをもたらさなかった。

トリクルダウンとは、

大企業がもうかれば、庶民にまで「したたり落ちてくる」というもの。

 

「今とは違う豊かな社会」を思い描く、想像する、構想する。

 

斎藤幸平さんの「脱成長コミュニズムを、こんな風にまとめてみました。

いかがでしょうか。

 

アメリカでは、シャカシュギを支持する若者が半数という記事。

「ウソだろう」と思いました。

しかしそれは、ソレンやチューゴクとは違うシャカイシュギ。

斎藤幸平さんの描く「脱成長コミュニズムも、

そういうものの一つかもしれません。

 

何となくでも、おわかりいただけたでしょうか。

「そんなに甘くない」「幻想だ」という声が聞こえてきそうです。

 

しかしこのままでは、気候危機・食糧危機が確実に進行します。

手遅れになるかもしれません。

斎藤さんの考えは、一つの問題提起でしょう。

私は、共感しました。

みなさんは、どうですか。

手に取って、読んでみてください。

比較的、わかりやすい本だと思います。

 

 

有為自然 693  ○月○日は △△記念日  

  ○月○日は △△記念日

 

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 人生の「最後の晩餐」に、食べたいものは ?

 

炊きたての白いご飯、

豆腐の味噌汁、

焼いたアジの干物、

生卵、

糠漬け … 。

 

そんなものでしょうか。

若い頃は、

刺身とか寿司とか言っていましたけど。

 

先日、アジの干物を焼いて食べました。

小骨を口の中ではずしていたら、

奥歯の裏の歯茎に、グサッと … 。

洗面所で口をすすぎ、鏡をのぞき込んでも見えません。

しかし、しっかり刺さっています。

 

こういう時は、アイカタにたよるのが一番。

歯科検診の時にもらった、使い捨ての小さなミラー、

懐中電灯、

ピンセット。

小骨を抜いてもらいました。

1センチ以上はある、しっかりしたものが縦に刺さっていたのです。

見事な小骨でした。

あれは自力では抜くことができません。

そのまま放置したら、きっと歯科医へ。

 

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わがアイカタは、超器用人間です。

私と真逆。

電気製品の修理などもすべて、お任せ。

大工仕事も。

トリセツを見るのが大好き人間。

一家に一台、貴重な存在です。

 

私のやることは、買い物、

野菜洗いなどの下準備、

食器洗い、

洗濯、

風呂沸かし … 。

要するに、ウルトラ単純作業です。

 

ベストハーフ、ベターハーフ、時々、ビターハーフ。

よくぞ、出会ったものだと思います。

そうでなければ、どんな人生になっていたことか。

 

若い頃、親戚中から、

「絶対に△△できない」

「仮に△△できたとしても、逃げられるに違いない」と言われていました。

 

ですから、「四捨五入して40歳」になる直前まで独り身。

頼み込んで、

誕生日4日前、つまり「四捨五入して30代」での△△に滑り込みセーフ。

当時としては、それでも「遅い△△」でした。

働いている頃、職場では「△△していただいた」と話していました。

これは、本音からの言葉です。

 

小骨を抜いてくれて ありがとう ○月○日は △△キネンビ

 

今日は、いつものドクハクではなく、◇◇◇でした。