ブタは デブじゃない !!
『続 ざんねんな いきもの事典』
この「続」も、予約殺到で、
図書館から借りるのに1年かかりました。
小学生に一番、読まれているシリーズだそうです。
気になったものをいくつかあげてみます。
インドコブラは、音が聞こえないのに踊る。 そもそも耳がない !!
フラミンゴが片足立ちなのは、水が冷たいから ?
血を吸うのは、産卵前のメスの蚊だけ。 オスは吸わない !!
ブタはデブじゃないのに、デブだと思われている。
体脂肪率は15%。 生まれたばかりの子ブタにいたっては2%。
ワニの性別は、卵の置かれた地面の温度で決まる。
30度以下はすべてメス。33.5度以上はすべてオス。
温暖化がすすむと、どうなる ?
トナカイのオスの角は、秋に抜けてしまう。 だからクリスマスの頃には、ない !!
クマノミは、群れのなかの一番大きいオスがメスに変身する。
オシドリの夫婦は、じつは毎年相手が違う。
タヌキはびっくりすると、死んだふりをする。
車の前に飛び出して驚いたタヌキは死んだふりして、… はねられる。
「ブタはデブじゃないのに、デブだと思われている」に、
思わず共感してしまいました。
保育園から小学校に入ったばかりのころ、「ブタ」というあだ名でした。
過敏性腸症候群で、痩せているにもかかわらず、
頭が大きく、頬がふっくらとしていたからでしょう。
あだ名が、イヤでイヤでたまりませんでした。
今回、ブタも本当はデブではないと知って、なぜかホッとしました。
小さい頃の、嫌な記憶はいつまでも残っているものですね。
しかし「この恨み、はらさでおくべきか」が、その後の自分をつき動かします。
人生とは不可解なものです。
またまた、本の話からズレてしまいました。
宮沢賢治の『フランドン農学校の豚』が気になるのも、
子どもの頃の体験からきているのかもしれません。
* 庭の端に植えた、アスパラガスが2本でてきました。
美味しそうです。
収穫したいのですが、1年目は我慢します。
来年こそは、採って食べるぞ。