久しぶりに、宮沢賢治の絵本を借りてきました。
『ひのきとひなげし』
ポピーのことであり、
「虞や虞や、汝をいかんせん」の虞美人草だったとは、
今回、この本を借りるまで知りませんでした。
『ひのきとひなげし』には、
ひのき と ひなげし、そして悪魔とその弟子が登場します。
「ああつまらないつまらない、もう一生 合唱手(コーラス)だわ。
いちど女王(スター)にしてくれたら、あしたは死んでもいいんだけど。」
というひなげしたち。
悪魔をしりぞけたあとで ひのき は言います。
「… スターになりたいなりたいと云っているおまえたちが
そのままそっくりスターでな、
おまけにオールスターキャストだということになってある。
それはこうだ。 聴けよ。
あめなる花をほしと云い
この世の星を花という。」
しかし、ひなげしたちは … 。
ひのきがやったことは、おせっかい ?
「おせっかい」で思い出したこと。
職場で、まだ「分煙」が叫ばれていたころ、「喫煙コーナー」の設置に努力しました。
今は「全面禁煙」になっています。
女子休養室もなかったので、女性職員と協力して、
いくつものロッカーを動かして、女子専用の「休養コーナー」をつくりました。
多くの職員に感謝されましたが、
一部の女子職員から「そんなの必要ない」と言われたのです。
エーッ !!
今思い出しても、ウーン … 。
何が気に障ったのか。
人徳のなさですね(笑)。
71~80 記事一覧
71 着地寸前に急上昇、エアポケット、濃霧 … 何度乗っても飛行機は緊張する。
72 母が認知症になる前に、メモ用のノートを渡した。しかし、手遅れだった。
73 猛暑の夏、何度電話しても母が出ない。そして入院・入所。
74 入院までの1週間、母と二人で過ごした。とても穏やかな日々だった。
75 県都への峠道、無人のサービスエリア。 もう実家に戻ることは … 。
76 人生をやりなおせるとしても、小学校時代には戻りたくない。
77 ビートたけしの『少年』は、身につまされる
78 ボランティアを始めてから、市役所の職員の知り合いが増えた。
79 沖縄在住のお笑い芸人の「せやろがい おじさん」を、ぜひ一度ご覧ください。
80 通勤途上の車のラジオから、「五千万円ためなさい」という声が流れてきた。