自治会主催の 清掃デー
「消極的」から「積極的参加」へ
春秋、年2回の自治会主催の「清掃デー」。
「ぼっち住民」だったころは、
「近所の手前、出ないわけにはいかない」という「消極的参加」でした。
当時、知り合いはいません。
黙々と作業して、最後にお茶のペットボトル1本もらって帰りました。
今は違います。
作業の前に、ボランティア仲間から、
「道路わきのハルジオンが伸びすぎだからスッキリさせませんか」
と、意欲的なメールが届くのです。
集会所に行くと、
「市が委託した業者が、隣の地区まで剪定・草取りをやっているよ。
近いうちに、ここら辺もやるんじゃない」と言われます。
急遽、道路周辺の草取りから、集会所の周囲に作業場所を変更しました。
確認できたボランティア仲間は、20人。
地域清掃の参加者は、全体で100人程度です。
みんな、よく動きます。
途中から、雨が降り始めました。
私たちのグループは、区切りがつくまで手を休めません。
生垣が伸び放題、草茫々だった集会所の周りがすっきりしました。
面識のない方から、
「遊歩道への坂のところの草刈りをしてもらえませんか」と声がかかります。
「私たちは月1回の作業です。
すぐにはできませんが、次回の作業場所として検討します」と答えました。
声をかけられた方の名前を聞いておけば、よかった。
自治会の清掃デー。
「消極的参加」から「積極的参加」へ。
「義務的」から「楽しみ」へ。
こんな住民が増えて行けば、地域は変わると信じています。
「秋の清掃デー」は作業後に懇親会も行うようになったので、今から楽しみです。