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有為自然 102   高校受験合格 有頂天から 奈落へ 「君の成績では ついていけません」に ショック !!

 高校受験合格 有頂天から 奈落へ

 「君の成績では ついていけません」に ショック !!

 

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高校受験で思い出したこと。

 

合格者説明会が終わる間際のことです。

受験番号が読み上げられ、その生徒だけ残されて個人面談が行われました。

私もその一人でした。

 

「君の数学の入試の点数では、この高校の勉強についていけません。

春休みの課題と、数Ⅰの教科書一冊まるごと、

春休み中に予習してきなさい」と言われました。

 

有頂天から、奈落への転落です。

実家に帰るバスの中は、ショックで真っ暗な気持ちでした。

暗い高校時代のはじまりを予感させます。

 

当時の高校入試は、

国・社・数・理・英・保体・技術・音・美の9科目のペーパーテストでした。

900点満点ですから、数学ができなくても高校に合格できるわけです。

 

中学校は、僻地の小規模校でした。

数学英語は専門の教師ではありません。

二人の社会科の先生が、それぞれ仮の免許で教えてくれました。

 

下宿の近くに住んでいた叔母の紹介で、

別の高校の数学の先生に、春休みの課題の勉強を見てもらいます。

問題が難しくて、さっぱり解けなかったからです。

三晩ほど通いました。

すると数学の課題テストは、学年トップクラスの成績をとってしまったのです。

それはそうでしょう。

数学の先生の個人指導を受けたわけですから。

 

これが「塞翁が馬」のはじまりでした。

 

数学の教科書も半分ほど予習を済ませていたので、

中間テストまでは、良い成績がつづきます。

当然ながら、数学の教師の注目をひきました。

 

しかし、期末テストでは50点ぐらいに急降下

数学の教師の、テスト返却の仕方が残酷なものに変わりました。

「昔、〇〇(私の名)という秀才がいたんだがな … 」と言いながら、

しかも解答用紙の端っこをつまんで返されました。

クラス全員の前で行われたので、悔しくてたまりませんでした。

 

いつも生徒を小馬鹿にしている、ネズミのような顔、声、態度を今でも覚えています。

それ以来「この恨み、はらさでおくべきか」が始まります。

 

またまた「恨みつらみばなし」になってしまいました(笑)

このつづきは、そのうちにまた。

 

* フジの花はとっくに散ったのですが、枝と葉の成長がすさまじい。

  二度目の剪定を行いました。