「花より議論」ではなく 「論より花壇」
ボーハンカメラ問題のつづきです。
自治会でカメラが問題化したころ、
「安全・安心の地域づくり」について、テレビで取り上げていました。
たしか「ハナタカ優越館」です。
地域の人たちによる「花壇づくり」を紹介していました。
すでに書きましたが、不審者や空き巣は、地域の人々の「目」をおそれます。
地域に花壇をつくれば、花の世話をするために人々が家の外にでる、
花の手入れや水やり、草取りをする、
地域の人々どうしの挨拶や会話が生まれる、
不審者や空き巣が出入りしにくくなる、という内容でした。
人々が花を育てる映像も流れます。
「今すぐできるのは、これだ!!」
こうして、地域での花壇づくりを始めました。
「草刈り・樹木剪定ボランティア」よりも先のことです。
初めは実質1人でしたが、現在は十数人が参加しています。
地域の学校の生徒さんも加わりました。
「怖い、不安だ、ボーハンカメラを!!」という人、
「花壇づくりは、ボーハンカメラとは別のことだ!!」と取り合わない人。
いろいろです。
私の考えは「論より花」。
議論も大事だけど、まずは具体的な行動、というものです。
不安な人たちの気持ちを和らげるには、
できることから始めるしかありません。
不安だという「感情」を、「理屈」で説得するのは難しいからです。
カメラにかわる「代案」を実際に示さなければ、納得しません。
ボーハンカメラ設置反対の人のなかには、
私の提案する「代案」を初めっから「別のことだ」と言う人もいました。
こういう人もまた、納得してもらうのはむずかしい。
だから、さっさと花壇づくりを始めることにしたのです。
* アスパラガスの枝と葉が、ますます大きく育っています。
昨年、2株植えましたが、それぞれ5~6本、茎が真っすぐ伸びています。
採って食べたいという気持ちを抑えるのが大変でした。