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有為自然 105   受験数学  問題を見た瞬間に打ち返す 卓球と同じ !!

  受験数学 問題を見た瞬間に打ち返す 卓球と同じ !!

 

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高校に入学すると、年11回ものテストが設定されていました。

 

テスト 年間スケジュール

春休み課題テスト(4月) 中間(5月) 実力(6月) 期末(7月)、

夏休み課題(9月) 中間(10月) 実力(11月) 期末(12月)、

冬休み課題(1月) 実力(2月) 期末(3月)

 

学校から、教科書と一緒に参考書も渡されました。

参考書からの出題範囲が、テストに合わせて11回に分けられています。

現国・古典・数学・英語などの参考書の勉強が、

テストへの出題というかたちで、まるまる1冊ずつ完了するのです。

 

話を戻します。

数学教師への恨みをはらすために、黙々と数学の勉強をしました。

 

『解法のテクニック 数学Ⅰ』矢野健太郎著 科学新興社)という参考書の、

350ほどの例題パターンをすべて覚えてしまいます。

あとは、このパターンにもとづいて、四則計算( + - × ÷ )するだけです。

 

マンガドラゴン桜(三木紀房 講談社の数学の勉強法と

同じやり方で勉強しました。

卓球のように、問題を見た瞬間、打ち返すようになります。

 

数学の授業には、毎時間、鬼気迫る姿勢で臨みました。

ドラゴンボール悟空が、怒りで燃えるシーンをご想像ください。

ただし悟空の怒りは、明るい。

私の場合は、暗い怒りです。

数学の教師には、じゅうぶんすぎるほど伝わったと思います。

視線を避けるようになりました。

二年になると、数学の担当は変わります。

数学の成績は文系で上位になり、彼への復讐劇は終わりました。

 

人間、「恨み」「怒り」「憎しみ」

大きなエネルギーを発揮するのではないかと思ってしまいます。

ついつい嫌な話をして申し訳ありません。

をどこかで吐いておくということでしょうか。

 

おかげで私大文学部は、苦手な社会科ではなく、数学で受験し合格します。

ところが「めでたし、めでたし」で終わりません。

「塞翁が馬」がまた、繰り返されるのです。

 

苦手な社会科を克服できませんでした。

社会科の知識を必要とする、仕事の上で苦しむことになってしまいます。

退職するまでつづきました。

 

その話は、またいつか。