数学の勉強は 実生活に役立つ ?
「煩悩」の数、108まで来ました。
受験数学の話が、あとを引きます。
これも煩悩です。
「数学脳」ではなく、自分の場合は「数学の怨」。
「数学ができる人は、頭が良い」というのも、文系人間にとっては癪でした。
「総合的な頭の良さは、どうなんだ?」と。
「数学は実生活に役立っているか?」という疑問について。
高校で学んだ公式などが、具体的に役立ったという記憶はありません。
実生活上の成果といえば、
「数字が苦手ではなくなった」
「ものごとを順序だてて考える習慣」がついたことでしょうか。
ボーハンカメラに関わったきっかけも、
「設置で数百万円が消え、更新時にまた数百万円使ったら、
繰越金はゼロになり、次の更新のために自治会費は値上げになる」というものでした。
何とか税が「8%」になったあと、
家計消費や実質賃金は上がったのか、下がったのか ?
発表される数字は、信用できるのか ? ゴマカシなのか ?
「10%」にあがったら、景気はいったいどうなる ?
ネンキンの財源は、ないのか ?
「累進課税」は、もう幻なのか ?
太陽光による発電コストが、ゲンパツより下回ったのに、なぜ固執 ?
フクシマの「事故処理費用」は、すでに10兆円 ?
既存ゲンパツの「安全対策費」の予想は4.6兆円 ?
今後「10万年間」の「放射性廃棄物の保管・処理費用」は、どうなる ?
「証明問題」では「∴」(ゆえに)の前提として、「根拠」を示す必要があります。
数学の勉強によって、「証明問題」を解くときの「癖」が身につきました。
「全く問題ありません」 → 「その根拠は?」
「ていねいに説明」 → 「具体的な説明は?」
「完全にコントロールされています」 → 「完全にというのは、100%ってこと?」
とツッコミを入れたくなるのです。
「数字」に強くなったこと、証明問題の「癖」以外に、役立ったことは ?
前提として、「問題文」や「解答」の
「書き換え」「シュレッダー処分」は論外ということです。
「数学」で鍛えられた脳は、世の中の動きを見るときに役立ちます。
知らず知らずのうちに「数学」は役立っていると思っています。
高校時代の数学教師に感謝しなければならないのかもしれません(笑)。
これも「塞翁が馬」です。
* ウォーキングの途中、気になる青い花。
調べると、どうもカンパニュラのようです。
種子をもらった、あの花です。