人生百年 有為自然

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有為自然 124    「月刊:考える高校生」に 出会いました

   「月刊:考える高校生」に 出会いました

 

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子どもの頃から家庭の中で、

社会的なことが話題になることはありませんでした。

 

職場の同僚が、

「小学生の頃、アンポハンタイごっこをしてたよ」と言ったのには驚きました。

「アンポハンタイごっこ」って何 ?

「60年アンポ」のことなど、全く知らずに育ちました。

 

「社会的な問題」に関心をもつようになったのは、

「新聞委員」になったのがきっかけです。

学校で『月刊:考える高校生』(高文研発行)を読むようになったからでしょう。

全国の高校生たちに「考えるべきテーマ」を提供していました。

「哲学科」志望ですから、「考える」という言葉に敏感です。

 

また、下宿で「〇〇新聞」を購読するようになります。

当時、月1000円はしていなかった購読料。

月3千円の奨学金の一部を使いました。

もちろん、『△声◇語』など、受験用でもあります。

 

下宿では、大家さんの家族の居間にテレビがあるわけですから、

高校3年間、夕食のとき以外、テレビは見ていませんでした。

もちろん、テレビニュースも。

新聞の購読によって、ようやく「外界の動き」がわかるようになります。

 

当時は、「三無主義」ということがよく言われました。

無気力・無関心・無責任。

無感動を加えて、「四無主義」

 

いつの時代も、「今の若者は … 」と言われます。

われわれジジイやババアたちだって、

かつて「三無主義」「四無主義」と批判されていたわけです。

 

たまたま「新聞委員」になり、

「考える高校生」と出会い、「新聞」を読むようになったことで、

「社会的な関心」をもつようになりました。

 

人間、「情報」がなければ「関心」をもちようがありません。

「批判精神」も育つわけがありません。

教育マスコミの責任が大きいと思っています。

 

宗教や哲学という「こころ」の問題から、

「社会的な問題」へと関心が広がっていきました。

 

その間にも、新たな一目ぼれ、片想い、

そしてガックリ … という話もまた進行中なのです(笑)

それは、次の機会に。