もしも ハンザイを起こしたら どうなる ?
勤務していたとき、
他の職場で何か問題が起きるたびに、「研修」が行われました。
例えば、セーハンザイにかかわる事件。
上から派遣された講師の話。
これがつまらない。
退職した管理職、再任用なのか、嘱託なのか。
「誰がこんな講師を呼んだんだ?」と言いたくなる。
そんなとき、新聞記事を読みました。
ジョシコーセーの質問に、セーキョーイクガクシャが答えた新聞コラムです。
「〇〇センセーは、なぜチカンなどセーハンザイを起こさないの?」という質問。
それに対する答えがおもしろい。
「私がセーハンザイをおかしたら、
家族を失います。
友人を失います。
同僚を失います。
教え子も離れていきます。
職場もなくなります。
収入もなくなるのです。
… 」
たしか十数項目、失うことを列挙しているだけでした。
なるほど、こういう答え方もあるのかと感心しました。
元同僚の、以前の職場での話。
セーハンザイで逮捕された職員がいたそうです。
地元のニュースで、大きく報道されました。
その翌朝、職場は真っ暗だったといいます。
誰も話をしない。
ふだんは、信頼され、親しみのある人物だったからなおさらだったようです。
別な職場でしたが、会ったことのある人物がいました。
真面目なタイプです。
駅の近くの本屋さんで、ジョシコーセーのスカートの中をトーサツしたというのです。
その職員には、「大学受験日 直前」の息子さんがいたということでした。
ホードー関係者からのがれるため、家族も姿をかくしたそうです。
父親のハンザイの話を聞いた、息子たちの気持ちは ?
大学受験は、いったいどうなったのだろう。
「研修」の話に戻ります。
決め手はないのでしょうが、
リアルな話の方がよいのではないかと思っています。
誰もが想像できて、なるほどと納得できる話。
そして、どんな結果になったかということを、特に。
もちろん、加害者だけでなく、被害者の側にたった話もしなくてはなりません。
今だとSNSで、自分だけでなく、
家族すべてのプライバシーが流出し、家族も攻撃されます。
しかも一旦流された情報は、消せません。
損害賠償の額のことも。
そういうことなどを加えて話すべきでしょう。
形だけの研修は、お断り。
そんなもの何度やっても、意味がない。
時間のムダ。
思わず、力んで書いてしまいました。
今は、研修をうけることもない身なのに(笑)。
それほどつまらない研修が多かったのです。