恩讐のかなたに … 「夏祭り」のあと
地域の夏祭り。
手伝ったのも初めてなら、終わった後の慰労会に出たのも初めてです。
20代男性が一人。
それ以外は、私より高齢の方々。
この人たちが、長年、地域の夏祭りをささえてくれていたんだ。
支え手が少なくなって、
私たちボランティア仲間にまで声がかかったというわけです。
この集まりの中に、ボーハンカメラが最初に提案され、
総会での私の発言が、「中止」にいたるきっかけをつくったわけですから、
彼には何となく悪いという気持ちがありました。
「〇〇さんですね。
その節は、どうもご迷惑をおかけしました」とあいさつに行きました。
彼は私のことを覚えていて、「いえいえ」と笑顔で話してくれます。
花や草のボランティアをやっていることもご存知でした。
ボランティア仲間の一人から、私たちのボランティアに誘われているとのこと。
あいさつに行って、ほんとうによかったと思います。
「花や草のボランティアを一緒にやりましょう」と言って別れました。
強行採決をしたときの「副会長さん」とは、老人会でいっしょです。
もう一人の「副会長」をしていた女性の夫君は、
草刈り・剪定のボランティア仲間です。
2年目の役員会の三役「総務」の方は、草刈り後のカレーパーティに参加しました。
中止を決めたときの「会長さん」、
その次の「会長さん」も、今はボランティアの仲間です。
地域のなかの「しこり」が次第になくなり、
みんな仲が良い地域になっていくのではないかと思っています。