秘して語らず !! 小学校時代 秘密を守り通した
「満身創痍」の記事を書いていたら、思い出しました。
身体に手術用のメスが、初めて入ったのは、
大仏の白毫や、
手塚治虫の「三つ目」の位置よりは低い、
眉間にできた大きなオデキ。
だんだん大きくなり、ついに病院で切開しました。
中から大量の膿を出し切って、手術は無事終了。
次にメスが入ったのは、
誰にも絶対に話さなかった場所。
パンツやズボンをはくときは、必ずヘソより上まで引き上げました。
もしも、人に知られたら大変なことになります。
「やーい、デ〇〇」と言われること間違いなしだからです。
そもそも、子どものとき「ブタ」というあだ名で嫌な思いをしました。
水泳の授業のときも、他の同級生から離れて、素早く着替えます。
誰にもバレずにすみました。
そもそも「デ〇〇」になったのは、産まれたときに、
産婆さんが「臍の緒を切りますか」と父に言ったからです。
酒を飲んでいた父は、長めに切りました。
最初は、ほんの少しポチッとあったのが次第に大きくなっていきます。
母は私に「あんたのは、デ〇〇ではない」と説明していましたが、
誰がどう見たって「デ〇〇」です。
小学生になる頃には大きくなり、
中学生になる直前に、手術して小さくしました。
心の底からホッとしましたが、父のせいだったとは。
まったく、も ~ 。
そのことを言う前に、父は他界しました。
普通のヘソになった今は、
他人の目を気にすることなく、安心して温泉に入っています(笑)。