「私の頭は 将来 〇ゲますか ?」
学生時代、異なる床屋に行くたびに、
「私の頭は、将来、〇ゲますか ?」と聞いていました。
両祖父、父、兄弟、みな薄いのである。
床屋の答えは、「〇ゲますねぇ」と「大丈夫です」が相半ばします。
そのたびに、一喜一憂。
生まれたときは、まっ黒の髪で、量も多かったそうです。
産婆さんが、「この子は、弱い子だねぇ」と。
その予言どおりになりました。
母の妊娠中は、食糧事情がよくない時代。
「おじいちゃんが、大量の海藻(乾燥)をもってきてくれた。
あなたの妊娠中、それを食べていたから、髪がふさふさしているんだよ」と。
科学的に正しいのかどうかは、わかりません。
高校時代までの丸刈り強制の反動と、
ビートルズなどの時代の影響で、
学生時代からずっと長髪をつづけることになります。
勤めてからも、比較的、長い髪の方でした。
困るのは、ラーメンを食う時。
気をつけていないと、どんぶりの中に髪が入ってしまう。
冬の乾燥している時期の、寝たばこ。
ライターに火をつけたら、垂れ下がった髪が燃え上がり … 。
働いている頃は、毎朝、アサシャン。
「髪は、男の命」が口癖でした。
でも、この言葉、不快に思う同僚(男性)もいたでしょうね。
一応、周りを見てから言っていました。
あれだけ心配していた髪は、今も健在。
少なくならない、おまけに白髪がしだいに減っている。
「苦労が足りないからだ」と、周囲からは言われます。
ノーテンキは、確かです。
それにしても、母方の祖父に感謝 !!