銭湯 和式トイレが大変でした !!
学生時代のバイトで、
その後の人生に一番打撃だったのは、液体窒素の運搬。
膝をダメにし、走れない身体になってしまいました。
超有名なT大学で、さまざまな研究室に液体窒素を配達してまわるバイトです。
当時、「毎朝、T大学に通っています」と言うのが口癖でした(笑)。
バイトが終わったら、自分の大学へ。
トラックで、液体窒素を入れた大小の容器を運びます。
金属容器そのものも重かった。
中身をあわせて、数十キロのものもあったと思います。
鍛えていない身体に、足にはりつくような細いジーパンをはいての作業。
膝の半月板をつぶしてしまったのです。
銭湯で腰をおろすときは、まず床のタイルに手をつけてから。
当時、和式トイレが多かった。
壁に手を這わせてしゃがんでいました。
病院に行くと、レントゲンをとり、
「特に悪い所はありませんね」
「半月板の損傷です」
「イスに座り、足の先に重しをつけて、上げ下げしなさい」
膝に「水」がたまって、注射器で抜いたことも。
あれは痛かった。
その時は、2日ほど緊急入院。
仕事についてから、柔道関係者が通う整体師さんのところを紹介してもらいました。
ようやく、痛みがやわらぎます。
鍼や灸も。
膝に関しては、西洋医学より東洋医学を信頼するようになりました。
しかし、走ることはできません。
退職してから、T大学の〇〇学部△△号館で講演を聞きに行ったことがあります。
自分が液体窒素を運んでいた研究室の近くかもしれないなと、感無量でした。
「液体窒素 容器 画像」で、検索してみましたが、
ウン十年前の容器の画像は、もう出て来ませんでした。
今は、こんなスマートな新しい容器になっているんだ !!