生まれて1年半 歩かなかった !!
なぜ、「地に『足指』がつかない人生」だったのか、考えて見ました。
そもそも、生まれて1年6か月、歩けなかったそうです。
母が私を連れて、実家に帰った時のこと。
「1年6か月も歩かないなんて、この子はおかしい。
なぜ、病院に連れて行き、診てもらわなかったんだ!!」
と、母は祖父(母の父)から怒られたそうです。
ところが私は、実家にいる間に歩き始めた。
祖父の言葉にカチンときて、立ち上がったのかもしれません。
反骨精神の、最初の発露ということでしょうか(笑)。
前にも書きましたが、胎児の時からおとなしく、
「生まれて来る子は、女の子だ」と産婆さんが断言したそうです。
生まれたあとも、「柳行李(やなぎごうり)」に寝かせておくと、
むずかりもせずいつまでも寝たまま。
若い人は、「柳行李」を知らないと思いますが、上記の画像がそうです。
小学校の入学写真を見ると、すでに「猫背」。
近所に友だちはいませんでした。
もちろん学校に行っても、とくに親しい子はいない。
運動神経が悪かったので、子どものときに野外でかけまわった記憶がありません。
走り回らないわけですから、地に「足指」がつかなかったのでしょう。
やがて、学生時代のバイトで「膝」をつぶします。
ますます地面から「足指」が離れます。
退職時にも、私の「猫背」が話題になりました。
「猫背」が、ジョセーにもてなかった原因の一つ。
という言い訳そのものが、「心のネコゼ」か(笑)。
「ノートルダムのせむし男」や
「シラノ・ド・ベルジュラック」に共感していました。
「猫背」の原因がわかったわけですから、
残りの時間、失った「地に足指のついた人生」を取り戻すことにします。
少しは「背筋」の通った生き方をしたいものです(笑)。