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有為自然 251    本人が 人生最後のドラマを演じる お手伝い

 本人が 人生最後のドラマを演じる お手伝い

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恩師を偲ぶ会で、ウン十年ぶりに会った後輩

僧侶をしています。

 

彼は自分のお寺で本業にたずさわりながら、

終末医療に関わっているとのことでした。

そして、宗派関係者医者、看護師さん相手の講演にも飛び回っています。

 

終末医療の現場の、家族、医者、看護師さんたちに、

「本人が人生最後のドラマを演じる、

そのお手伝いする気持ちで接してあげてください」

話しているそうです。

その言葉にとても考えさせられました。

 

ケーサツから電話があり、

血縁でないギオバの面倒をみたときは、ただただ無心にやっていました。

なぜ、そこまでやるのか、と聞かれたら、

「そこに一人の孤独な高齢者がいるから」と答えるしかなかったかもしれません。

 

いま、私と同じく子どもがいない独居の年配の方に、ときどき電話をしています。

その方のお住まいは千キロ以上離れたところです。

私にできることは、ときどき電話し、お話するぐらいしかありません。

 

認知症の母の見舞いに帰省した時に、またお会いしましょう。

100歳までは、お互いに元気に生きましょう」と話しています。

 

以前より、電話から笑い声が聞こえるようになりました。