「〇〇さん 床屋に行っているんですか ?」
ずいぶん前の剪定ボランティアの懇親会で、
「床屋」の話で盛り上がっているとき、場を凍らせてしまった一言。
「〇〇さん、床屋に行っているんですか ?」
長方形の座テーブルの、離れた向こう正面に座っていた〇〇さん。
私の一言を聞いて、彼が大きく開いた目を忘れることができません。
周りのみんなは驚き、凍りつきました。
「何ということを、言うんだ!!」という雰囲気が伝わってきます。
〇〇さんの頭は、サザエさんちのお父さんと同じだったからです。
「私はウン十年、床屋にいっていない」ということを言いたかったのですが。
ずっと、アイカタにカットしてもらっているからです。
床屋で1回3000円以上という大きい出費と、
髪を切り落とした後の間抜けヅラが嫌だからなのです。
学生時代ほどではないものの、今も長髪の部類に属します。
「髪は男の命」といつも言っていましたが、
本当は、長髪による「ブサイク顔 かくし」。
先日、生まれて初めてカット専門店に行きました。
順番待ちで座っていると、10分程度でどんどん客がはけていきます。
支払い方法も理解していませんでした。
列の先頭まできた時、最初に自販機にカネを入れる客を見ました。
あわてて自販機へ。
1200円のところ、シニアは1000円。
安い!!
ショーヒゼー込みで1100円。 ムカッ !!
理容師さんの手さばきのすごさと、料金の安さに感心。
刈ったあとの顔は、久々に見た例の間抜けヅラでした(笑)。
* 明日から「ある〇〇〇〇伝」の連載を始めます。