人生百年 有為自然

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有為自然 294   あなた、往く人  私、少し遅れて往く人  …

 あなた、往く人  私、少し遅れて往く人  …

 

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昨日のブログの(  )の解答は、「胸」です。

お二人から「こころ」という答がありました。

正解に近いと思います。

「自分の(胸)を押さえました」です。

 

さて私は、も信じていません。

しかし、エスにもブッダにも親しみがあります。

自宅の神棚にお供えをあげては、拍手をしています。

 

さて、昨日の『ミトルヒト』のつづきです。

 

「私、あなたと一緒になってよかった」

 

「先生、私まだ生きていていいんですね」

 

「人生いろいろなことがあったけど、

生まれてきてよかった、生きてきてよかった」

 

「先生、お浄土の門を入って左側の白いベンチで、私待ってるから」

「わかった。左側の白いベンチね。そこで待ってるのね」

 

「僕が生まれて、一年後に君が生まれてくれて、そして二人出遭ったよね。

君が生まれて今日まで生きてくれて、本当にありがとう、

それだけは言っておくよ」

 

僧侶である著者が、なぜかくも終末期の医療現場に関わるのか、

本の最後の方になってわかりました。

 

ネタバレになって、申し訳ないのですが、

彼が子どもの時、大病をして寝ているとき、

「十五歳までしか生きることが出来ない」と医者が両親に語るのを、

ふすま越しに聞いたことがあったのです。

その時以来の少年期・青年期。

彼自身に、「暗い体験」があったとわかりました。

 

詳しくは、『ミトルヒト』を手にしてみてください。

次は、最後のページに書かれた言葉。

 

あなた、往く人

わたし、少し遅れて往く人

ともに浄土へ還る人

 

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う~ん、なるほど。

しかし、ムシンロンシャ・ムブツロンシャの私は、どうなるのでしょう(笑)