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有為自然 313   「マスク不足」と「手洗い」 体験から思う

 「マスク不足」と「手洗い」 体験から思う

 

子どもの頃、布製のマスクを洗って、日に干してから再使用していました。

それは普通の風景でした。

 

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現在は、丈夫な紙製のマスク。

洗って、干して、日光消毒、そして再使用。

マスクの品質は落ちたとしても、花粉症対策ぐらいには間に合うのではないか。

 

再使用はいいのかと、不安になっていたところ、

テレビで専門家の一人が、洗って再使用することを肯定していました。

 

現在の「マスク不足」

「マスクがない」と不安になるより、

応急措置として、今手持ちのものを洗って「再使用」したらどうでしょう。

 

わが家には以前から、マスクは数箱あります。

イカタに言われて、パンデミックに備えて購入していたものです。

かつてのサーズや、鳥インフルエンザ流行以来、常に備えるようにしています。

 

「そんなに神経質にならなくても」と内心、思っていました。

今じゃ、猛省。

 

感染者医療関係者は、絶対にマスクが必要。

非感染者は、マスクよりも「手洗い」が重要だと言われています。

 

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皆さん、おカネを触った後、「手洗い」していますか ?

以前、ブログに書いたことを、再度とりあげます。

 

子どもの頃、母の実家(農家)に行ったときのこと。

叔父から借りたツナギを着て、「汲み取り式トイレ(ポットントイレ)へ。

近所に買い物に行くため、母から財布をあずかっていた。

「大」の用を足した後、お店へ。

ところが、財布がないことに気づく。

「五千円札」も入った財布。

半世紀前のことだから、五千円は今だと何万円 ?

探しても、みつからない。

 

ひょっとして、トイレに落としたのでは ?

覗いてみると、上からみえるところにあった。

汲み取り口のフタをあけ、長いひしゃくで取ることに。

底が見えるまで汲み取りつづけ、やっとゲット。

汲み取った「肥」は、叔母に裏の田んぼの「肥溜め」に運んでもらった。

正月三が日のこと。

 

見つかったおカネを、近くの小川にもって行き、洗う。

お札は、少し茶色に変色していた。

祖父が、囲炉裏で乾かしてくれた。

臭いが少しついていたが、乾くや否や、近所のお店に直行。

買い物をすませた後は、脱兎のごとく再び祖父の家へ。

 

皆さん、世の中には、こんな「お札」もあります。

どんなところを経由して、皆さんのところに着いたかわかりません。

おカネを扱ったあとは、ぜひ「手洗い」を !!

 

「新型ウィルス対策」にも、「手洗い」が一番大切。

相手は見えませんから、なおさらのことと思うのです。