セートによる ジュギョーヒョーカ 話 (17)
友人であるKセンセー自身は、「コーチョーからヒョーカ」される以前から、
「セートによるヒョーカ」を受けることにしていました。
彼は、次のように話しました。
年度が終わる、3学期の最後のジュギョーで、「ジュギョーアンケート」を行った。
自分のジュギョーを、5段階でヒョーカしてもらった。
ジュギョーを1年間 受けて、科目を 好き になりましたか ?
ジュギョーは、わかりやすかったですか ?
おもしろい(知的に興味をひくという意味)ジュギョーでしたか ?
生きていく上で、ためになる(意味がある)ジュギョーでしたか ?
ジュギョーに対するキョーシの熱意は感じられましたか ?
これらを、5段階でヒョーカする。
5(大変良い・大変優れている) 4(良い・優れている) 3(良くも悪くもない)
2(悪い・劣る) 1(大変悪い・大変劣る)
項目によって、ニュアンスは違うが、おおよそこんなイメージ。
最後に、自由記述欄を設け、
ジュギョーのやり方で、「これからも続けて欲しいこと」
「改善してほしいこと」なども問うた。
4月の最初のジュギョーでも、アンケートを行った。
「あなたはこのカモクが好きですか、嫌いですか?」
「その理由は、何ですか ?」
「好き」を「いっそう好きになった」へ、
「嫌い」を「嫌いだったけど、好きになった」へと変えることができたら最高だ。
アンケートが良い結果だと、ますます「やる気」が出る。
悪い結果が出たら、悔しさをバネに「来年こそは」という闘志がわいてきた。
「好きだったのに、嫌いになった」や
「ますます嫌いになった」が出たら、ショックだった。
キョーシの「やる気」「元気」を生み出すのは、何か。
Kセンセーは、
「セートのヒョーカ、セートの声が一番。
保護者、同僚、管理職からの反応や励ましも支えになった。
絶対におカネではない !!」
と、話していました。
もちろん、
「日々の生活と老後を保障する賃金さえあれば」という前提が必要でしょう。