人生百年 有為自然

人生百年。地域づくり、日々の生活、思いなどを中心にしたブログです。

有為自然 368   床のタイルに目印 何のため ?   話(40)

  床のタイルに目印 何のため ?   話(40

f:id:uwisizen:20200402071844j:plain

 

トリツコーコーは、5月の連休明けまで開校できないことになりました。

キョーイクゲンバは、悲鳴をあげている、そんな感じがしてなりません。

子どもと親。

キョーシたちは、おろおろしている ?

 

今の状況にふさわしくないかもしれませんが、

いつも春休みに何をしていたか、Kセンセーに語ってもらいました。

 

キョーシにとって、春休みは「休み」ではない。

セートがいないので、ジュギョーがないだけである。

シンガッキの準備で忙しい。

 

「大変なコーコー」のときは、

自分の新旧の、担任するクラスの教室のペンキ塗りをしていた。

落書きを消すことで、気持ちの良いスタートを切るためだ。

 

床のタイルに印をつける。

机を置く目印である。

清掃の時間、それに合わせて机を並べる。

タテヨコが整然となる。

 

ふだんは、セートが登校する前に毎朝、教室に行っていた。

を開け、空気を入れ替える。

黒板が汚れたままの時は、きれいに消す。

ゴミが落ちていないかも確認。

机の並びを確認する。

「大変なコーコー」にとって、落ち着いたキョーシツ環境は大切なことなのだ。

 

話をもとに戻す。

教務手帳、出席簿、学級日誌に、新しい名票をノリ貼りする。

座席表を作成する。

クラスの時間割を、キョーシツの前に掲示する。

清掃当番の班分けとローテーション表も。

 

担当カモクの、年間ジュギョープランを作成する。

1カモクだけなら、ラッキーである。

ニホンシ、ゲンダイシャカイの2科目が軸になる。

ニホンシは、2種類のこともある。

年によっては、セーケーやチリ、セカイシもある。

その年度によって、何種類のカモクを担当することになるかわからない。

種類が多ければ多いだけ、負担が大きくなる。

 

50分の授業で、1テーマ話すとした場合、

定期テストやテスト返却の時間を差し引くと、おおよそ次のようになる。

2単位カモクの場合、年に35週だとして、60テーマぐらい。

3単位なら、90テーマ

4単位だと、120テーマ

 

いくつの組み合わせになるか。

セートをぐっとひきつけるジュギョーをするには、相当の力量が必要だ。

シャカイカ嫌いという、マイナスからのスタートだからきびしい。

 

f:id:uwisizen:20200402071915j:plain

 

しかし、春休みは希望に満ちた時期だった。

ガッコーには、桜の木が多い。

咲いていたり、散っていたり。

シンガッキに向かって、心は浮き浮きとしていた。

 

現実に戻ります。 

新型コロナウィルスの感染が、どうなるかわからないという状況のなか、

現場のセンセー方には、ぜひ頑張ってほしいと思っています。

休校だとしても、

登校日を設ける、分散登校にする、課題を出す、運動場を開放する …

などはできそうな気もします。

 

* やっとのことで「カテゴリー」

  記事のサイドに表示することができました。

  関心のある記事をご覧になってください。

  読み直すと、恥ずかしいのですけど。