人生百年 有為自然

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有為自然 375   あのあと 大変だったのよ    話(45)

  あのあと 大変だったのよ    話(45)

 

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Kセンセーはセーキョーイクについて、語ります。

 

どう考えたって、自分はセーキョーイクに関して素人である。

しかし、「優れたキョーザイを生徒に提供することはできる」と考えた。

 

セーキョーイクのビデオも活用した。

河野美代子さんとは別な女医さんの作成・編集によるビデオである。

数巻のシリーズであった。

 

チューゼツの巻には、タイジの週ごと、月ごとの成長の画像が出てきた。

チューゼツする器具と、その使用の説明もあった。

長いので、必要な部分だけを見せた。

 

シュッサンして育児休暇が終わったばかりのカテーカのセンセーに、

ジュギョーしてもらったこともある。

 

セーキョーイクの専門家をコーシに招いたこともあった。

ヒニングなども持参され、セートに見せた。

お話の最後に、自分の研究所の電話番号を板書された。

「いつでも相談してね。センセーにも言わないから」と。

 

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数年ののち、またこの講師にジュギョーを依頼した。

久しぶりに会った彼女は私に、次のように語った。

 

「Kセンセー、前回のジュギョーのあと大変だったのよ。

数本、電話がかかってきたの。

すでに、ニンシン〇カ月の子もいて。

本人とホゴシャと話し合って、 … 」

 

そのセートの名は、もちろん知らない。

ニンシンしたセートは、自分が教えていたセートたちの中にもいたのだ。

 

「大変なコーコー」では、大学受験を意識する必要がなかった。

セートたちは「ためになるジュギョー」だということで、

自分のジュギョーを熱心に聞いてくれた。

セーのジュギョーも、セートに歓迎された。

彼らには「知りたい、学びたい」という要求があるのだ。

 

いま、こんなジュギョーをしたら、

カンリショクキョーイクギョーセーが問題にするかもしれない。

 

セートたちに本当に必要な「生きる力」を育てるキョーイク。

キョーシとセートが協力し、創意工夫してのびのびとしたジュギョー

それが重要なことだ。

キョーイクギョーセーの仕事は、それを応援することだと思っている。

 

皆さん、どう思われますか。