人生百年 有為自然

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有為自然 377   通り過ぎた途端に かん高い声

  通り過ぎた途端に かん高い声

 

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四方 六方 八方 手裏剣 ♫  ならぬ、

四方 六方 八方 ウォーキング ♫  である。

 

いや~こんなところに、こんな公園があったのか。

こんな近くに。

高台から見える、広々とした平地河川

遠くに高いビル。

30数年住んでいて、一度も来たことがなかった。

 

朝暗いうちに家を出て、暗くなって帰宅。

仕事、仕事の連続。

車の中から、地域をすっ飛ばしていた。

 

廃墟団地が、もう壊され始めていた。

2階の一室の床は、すでにぶちぬかれている。

奥の方に、畳が何枚も立てかけてあった。

かつてこの部屋で団らんがあっただろうに。

軍艦島のシーンを思い出した。

 

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近くの小学校の前を歩いたときである。

ちょうど学童保育が終わったとみえて、小学生がバラバラと出てきた。

前方の石段に座っていた、

一人の低学年男子の視線がこちらに向いている。

不運なことに、その子と目があってしまった。

お互いに目をそらさない。

明らかに、不審者を見る目である。

 

通り過ぎた直後、

「センセェーッ !!」というかん高い声がした。

自転車に乗ったセンセーが、校内から出てきた。

きっと「今、怪しい男が通った」とでも報告しているにちがいない。

何とも、嫌な気分になってしまった。

 

ついこの前、

「そんな時代になったんですね」ではなく、

「気分を悪くしないでください。

ははぁ、あの子は大人からそう教えられているんだなと思ってください。」

とブログに引用したばかりなのに。

 

自分がそういう目にあうとは思ってもいなかった。

よっぽど危ない人間に見えるのか(苦笑)