人生百年 有為自然

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有為自然 389   読むことは 技能 ?    話(54)

  読むことは 技能 ?    話(54)

 

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「朝の読書」について、Kセンセーが語ります。

 

自分自身、小学校の時は本をよく読んだ。

しかし中学・高校では、ほとんど読まなかった。

それを後悔している。

 

『読み聞かせ』の中の次の言葉が気に入った。

 

「黙読の時間」の原理は、きわめて単純である。

読むことは、技能である。

そしてすべての技能と同じく、読む力(技能)は使えば使うだけ上達する。

使わなければ、その分下手になる。

 

ひとりでに本を愛することを覚える子どもなどというのは、まずいない。

誰かが、文字で書かれた言葉の素晴らしい世界へ、

彼らを誘い込んでやらなくてはならない。

誰かが、その世界へ行く道を教えてやらなくてはならない。

    オリバー・プレスコット『わが子に読み聞かせをする父親』より

 

コーコーの現場には、さまざまな考えのキョーシがいる。

一つのことを全員で行うには、単純明快でなければならない。

「読書」についての考え方、

「読書の時間」の実践方法。

 

1学年のいくつかのクラスだけで1年間試みた「朝の読書」

1年後に、

1年から3年まで、全校で行うことをショクインカイギで提案した。

 

センセーたちは、どんな反応を示したでしょうか ?

皆さん、どう思われますか ?

 

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その前に、『読み聞かせ』(ジム・トレリース著 亀井よし子訳 高文研 1987年)

「黙読の時間」の4つの原則を紹介します。

 

1 一定の時間だけ、読ませること。

  教師や親はそれぞれのクラスや家庭に「黙読の時間」を導入し、

  子供の熟達に応じて調整すること。

  教室の場合は、10分ないし15分が望ましい。

 

2 読むための素材は子供自身に選ばせること(本、雑誌、新聞など)。

  その時間内は、ほかの読み物と取り替えないこと。

  素材はすべて事前に選んでおくこと。

 

3 教師や親も、読むことで手本を示すこと。

  これは何よりも大切なことである。

 

4 感想文や記録のたぐいはいっさい求めない。

 

林公先生は、「朝の読書」の原則を次の4つの短い言葉にまとめました。

 

みんなでやる

毎日やる

好きな本でよい

ただよむだけ

 

繰り返しになりますが、

ショクインカイギで「朝の読書」を提案した時、

センセー方はどんな反応を示したと、お思いになりますか ?