日本一大きい古墳を 一周した 話(64)
ニホンシ苦手のシャカイカキョーシ、
Kセンセーが、語ります。
まだ、考古学的な裏づけがない ?
「全面的な発掘」が許可されていなんだって ?
びっくりした。
小学校以来、「仁徳天皇の墓」といいうことを、疑ったことがなかったからである。
コーコーのキョーカショには、「大仙古墳(伝・仁徳天皇陵)」とある。
「伝」が頭についている。
ニホンシを教えるまで、知らなかった。
それはさておき、日本で一番大きい古墳を、この目で見たいと出かけた。
大阪の大学を出た同僚が、案内してくれた。
外から見ても、こんもりとした森と濠しか見えない。
それでも、大きさを実感するために、1周した。
同僚は「つまらないから … 」と言うので、途中で別れた。
一人でテクテク歩いた。
中は見えない。
「なぜ、入れるようにしないのだ」と腹が立った。
高い展望台があれば、とも思った。
あの時から、40年ほどたっている。
展望台から見て見たい。
その後、修学旅行の下見で、岡山県の吉備路を歩いて回った。
吉備津神社にも行く。
大きさが全国4位という「造山(つくりやま)古墳」にも立ち寄った。
ただひたすら田舎道と、木々に覆われた丘を歩いたという感じだ。
結局、修学旅行の自主見学コースには、「吉備路」は含まれなかった。
個人としては、満足なコースだった。
時間に余裕がなかったので、
急ぎに急いで歩いたという記憶が残っている。
行った、見た、帰った、である。
五色塚、石舞台、大仙(仁徳天皇陵)、造山古墳。
次も、Kセンセーの「古墳めぐり」です。