「9月はじまり」に 第3の案 どうでしょう 話(69)
「9月入学移行」について、
Kセンセーが、語ります。
来年度9月1日入学するとした場合の「新小学1年生」。
4月2日生まれから、翌年の9月1日生まれまでの場合、
「17カ月」になるので、新1年生はいつもの約1.4倍になる。
だから、スジ詰め状態が大学卒業までつづく、
いや就職など生涯ひびく。
そこで、5年かけて、1カ月ずつずらせばいいと。
すると、その5年間は「13カ月」。
これも、入学年齢の時期が毎年違うので、事務作業がわずらわしい。
わずらわしさは、生涯つきまとう。
Yotoroさんのお話では、カナダの入学年齢の区切りは、
「1月1日 ~ 12月31日」。
この機会に「1月1日 ~ 12月31日」に変更すれば、
「新1年生」だけ「4月2日 ~ 12月31日」ですむ。
「○○年生まれは、○年生」がぴったり一致するようになるのだ。
この学年は、いつもの学年にくらべて、ほぼ「4分の3」の人数ですむ。
かつての「ひのえうま」の子たちと一緒で、
児童・生徒数が少なく、入試などで得をする。
「人間万事 塞翁がひのえうま」なのだ。
そして、この機会に
欧米並みの「少人数学級」(1クラス20人程度)を実現する。
次の学年もひきつづき「少人数」にしていけばよい。
教職員の数は、少しずつ増やしていけば済むことになる。
「密」を避ける「感染症対策」にもなるはずだ。
地球温暖化による「猛暑対策」もやりやすくなる。
猛暑の夏を避けて、学習活動が行える。
政府の案に、この「第3の案」が出てこなかったのは残念である。
自分は、コロナに便乗して「9月入学」を言っているのではない。
「いま在学している子どもたちが不利にならないように」が基本だ。
来年7月ぐらいの卒業にしてあげれば、ということなのである。
皆さん、Kセンセーの「第3案」、どう思われますか ?
賛同していただける方には、
「こんな案もあるよ」と広げていただければと思っています。
1案 2021年9月入学 2014年4月2日 ~ 2015年9月1日生まれ 17カ月
2022年9月入学 2015年9月2日 ~ 2016年9月1日生まれ 12カ月
2案 2021年9月入学 2014年4月2日 ~ 2015年5月1日生まれ 13か月
2022年9月入学 2015年5月2日 ~ 2016年6月1日生まれ 13か月
2023年9月入学 2016年6月2日 ~ 2017年7月1日生まれ 13か月
…
2026年9月入学 2019年9月2日 ~ 2020年9月1日生まれ 12か月
第3案 2021年9月入学 2014年4月2日 ~ 2014年12月31日生まれ 9カ月
2022年9月入学 2015年1月1日 ~ 2015年12月31日生まれ 12カ月
あわててつくった表なので、数字などに間違いがあるかもしれません。