ジカン コロナゴ考(4)
コロナで、自宅待機やテレワーク。
それによって、朝夕込み合う通勤時間が減少。
働いている人たちにも「時間」が生まれました。
話かわって、三十余年前に、ドイツの学校を見学した時の話。
「キョーシは安月給だけど、家が建つ」という話を聞きました。
午後の1時くらいに授業が終わり、そのあとは自由になる。
すると、家に帰って、せっせと自分で自分の家を建てるのだと。
それほど、時間に余裕があるのです。
また、午後5時には労働者は家にいるという話も聞いたことがあります。
コロナ後の世界。
テレワーク。
家でやりにくいとしたら、地域にテレワーク用の施設をつくればいいと思いました。
カラオケ店などが積極的に提供し、新しい業者も参入するのではないでしょうか。
シャッター通りに、施設をつくってもよいのでは。
会社への通勤が少なくなれば、「時間」が生まれます。
家族一緒に、朝夕食をとることもできるようになるでしょう。
時間にゆとりが生まれれば、
もっともっと人間らしい生活になるのではないでしょうか。
都心のタワマンに住む必要もなく、郊外に住むことができます。
首都の一極集中も解消できるでしょう。
通勤ラッシュもなくなる。
人々が、自然に触れ合う機会も増えます。
「忙しい」という漢字は、「心が亡い」状態を表していると聞いたことがあります。
自分の働いている頃を思い出すと、その通り。
人間らしく自由に使える時間が大事。
「時間」も、コロナ後の世界のキーワードだと思いました。
① ジダイ ② ノー ミツ ③ ジキュー ④ ジカン