ハーフパンツがいっぱい 理由は ? 話(71)
Kセンセーが、
ガッコーのエアコンについて語ります。
自分のタンスの中には、大量のハーフパンツがある。
なぜか。
勤めている頃のガッコーには、エアコンが入っていなかったからである。
キョーシツも、ショクインシツも。
夏になると、猛暑でたまらない。
あの狭いキョーシツに、40名のコーコーセーがぎっしり。
気温プラス体温。
熱気があって、よろしい ?
とんでもない。
そこで、上はTシャツや、ポロシャツ、
そして下はハーフパンツ姿になるのである。
今だと、「だらしない姿だ」と注意されるかもしれない。
すね毛が見えて、ジョシセートからは「セクハラだ」と言われるかもしれない。
退職する頃に、少しずつエアコンがキョーシツに入るようになった。
たしか、ホゴシャがカネを一部負担するという形だ。
しかも、導入されるのは、いわゆるジュケンコーから。
ユーメーダイガクへの進学実績を上げるため ?
上の方の人たちは「進学実績」なるものでしか、ガッコーを評価しない。
大変なコーコーでは、同僚たちとともに、
「何で○○コーコーからなんだよ。
俺たちのガッコーのセートにこそ、必要なんだぞ」とぼやいていた。
世の中を底辺から支えているんだ、という気概はあった。
健全なる社会をきずくには、
すべての子どもたちに豊かなキョーイクを保障することが大事なんだと。
お昼ごろから午後にかけてうだるようなキョーシツで、
セートたちは死んでいた。
キョーシは死ぬわけにいかないので、汗だくで語りつづけた。
翌年にはエアコンが設置されるという話が、ようやくきた。
ところが、異動。
転勤先のガッコーのエアコン設置は、まだまだ先だった。
どっかの市長が、
ショーチューガッコーのキョーシツにエアコンをつけることに反対していた。
自分は、エアコン入りの涼しい市長室にいての話だ。
「毎日、子どもたちと一緒にジュギョーをやってみろ」と思った。
今年は、コロナの流行。
夏休みも、猛暑の中を登校し、ジュギョー。
全国のショーチューコーコーには、
すべてエアコンが入っているのだろうか。
エアコンが入っていても、換気のために窓を開けるという。
相変わらずの40人ガッキュー。
この機会に欧米なみに「20人ガッキュー」を実現したらどうだ、と心底思う。
地球温暖化が進行する中、
これからもパンデミックの危険は増すだろう。
Kセンセーが久しぶりに「ドク」を吐きました。
皆さん、ガッコーのエアコン、20人ガッキュー、どう思われますか ?