センセー エッ○ !! 話(72)
ガッコーのエアコンの話をしていたら、
Kセンセーが、ジョシコー時代のことを思いだして語り出しました。
当時のセートたちのスカート丈はひざ下まであった。
エアコンのない、夏のキョーシツは暑い。
スカートを膝の上まで引き上げる。
勤務していたジョシコーでは、そんなことにいちいち驚いていられない。
どこぞのオジョーサマガッコーではないのだ。
「ちゃんとしなさい」なんて、言ってられない。
そんなことを言おうものなら、
「センセー、スカート暑いんだよ。知らないでしょ」と反撃される。
新卒のダンセーキョーシは、セートのからかいの対象である。
タイイクのジュギョーのあと、
ジュギョーでキョーシツに行くと、セートたちはまだ着替えている最中だ。
ローカで待つ。
「もうジュギョーを始めるぞ!!」と言うと、
「まだー」とか「ダメ―」とか騒ぐ。
遅くなるので、「もうジュギョーを始めるぞ」とキョーシツに入っていく。
すると、「エッチ!!」と大騒ぎ。
セートは、若いダンセーキョーシをからかうのが楽しいのだ。
自分にもそういう時代はあった。
ジュギョーの最後に、
「次のジュギョーからは、始まりのチャイムが鳴り終わったら、
オレのジュギョーの時間だ。
着替えていようがいまいが、キョーシツに入る」と宣言した。
次のジュギョーの最初こそ騒いだが、
セートたちも観念して、さっさと着替えるようになった。
こんな話をすると、世のオトコどもはうらやましがる。
そんな甘くはない。
一度嫌われたら、どういうことになるか。
つまらないジュギョーだったらどうなるかを知らないのだ。
ジョシコーのテンゴクもジゴクも知っている。
ジョシコーは、甘くない。
でも、楽しい思い出もいっぱいあった。
今日は、Kセンセーの余談になってしまいました。
431~440 記事一覧
431 テンキョ&ワガヤヒストリー。 18回、住むところが変わった。
432 コロナ後を解くカギの一つ、「ジカン」。 コロナゴ考(4)
433 危うく自転車にぶつけられそうになった。 そのあとタヌキに出会う。
434 「考える時間」が、カジドロ法案を止めた。 コロナゴ考(5)
435 恒産なくして恒心なし。 コロナゴ考(6)
436 5カ月ぶりのボランティア。 喜びのち腰痛。
437 団地なのに井戸のある家から、花壇の水をもらった。
438 学校の「9月始まり」の「第3案」に、落とし穴。 Kセンセーの話(70)
439 タンスにハーフパンツがいっぱい。 なぜ? Kセンセーの話(71)
440 ジョシコー、からかわれるキョーシ。 Kセンセーの話(72)