1カ月半の「空白」のあと テスト ? 話(73)
Kセンセーは、ジョシコー話にそれてしまいました。
「2学期制」の話に戻って語り始めます。
3学期制だと、
5月下旬に「中間テスト」、7月初めに「期末テスト」、そして1学期のセーセキ。
10月半ばに「中間テスト」、12月初めに「期末テスト」、そして2学期のセーセキ。
3月初めに「学年末テスト」、そして学年セーセキ。
こんなリズムを、長年繰り返していた。
ところが、上から「2学期制」なるものを押しつけられた。
前期の「中間テスト」が6月ごろ。
7月末~8月のあと、9月中旬に前期の「期末テスト」。
6~7月に学んだことを、1カ月半以上の間隔をおいてからテストするのだ。
予習・復習を全くしないセートたちのガッコーで、
1カ月半の「空白」のあとに「テスト」。
ジュギョーで学んだことは、忘却のかなたである。
そもそも一度、記憶したかどうかも疑わしい。
授業を行い、「忘れてしまわないうち」に記憶に定着してもらう。
「短期記憶」、これを繰り返すことで「長期記憶」として残すことが出来る。
1カ月半もの「空白」のあとのテストでは、どうしようもない。
結局、セートたちに悪い点をとらせないために、
9月に入ってから、
もう一度6~7月の授業の「総復習」をしてテストすることに。
何と効率の悪いやり方か。
ショクインカイギで猛反対した。
推進する側は、「2学期制は進歩だ」と思い込んでいるのか、
ヒラメちゃんなのか。
カンリショクとその周りのショクインたちが「2学期制」をすすめた。
これまでの、年5回のテスト、3回のセーセキ処理を、
年4回のテスト、2回のセーセキ処理にする。
これ自体に問題はない。
うまくやれば、セート、キョーシの負担も減らし、
ガッコー、キョーイク活動に「余裕」を生み出すことができる。
「9月始まり」に賛成なのは、その点なのである。
9月始まりにすれば、1~2月ごろに「前期」が終わる。
短い「春休み」を置いて、7月半ばまでを「後期」とする。
涼しい春休みの間に、高校野球なども行えばよい。
大学入試は7月に行う。
インフルエンザの流行にも、大雪にも煩わされない。
7月半ばから8月を年度替わりの「夏休み」とする。
地球温暖化による猛暑対策にもよい。
皆さん、Kセンセーの案、
つまり「9月始まり」による「2学期制」はどうお思いになりますか。
昨日のジョシコー話と違って、今日は真剣な提案でした(笑)。