往年のジョシコーセーたちと 盛り上がる 話(81)
「ボランティア講師」について、Kセンセーが語ります。
元コーコーのシャカイカのセンセーだということで、
その時々に話題になっている、様々なテーマで依頼が来る。
依頼されてから、最低1カ月の準備期間を保障してもらう。
それから、新聞を切り抜いたり、本屋にテーマに関連する本を注文する。
勉強の開始だ。
90分ないし60分の説明のために、およそ1カ月あまりのキョーザイケンキュー。
キョーシ時代より、時間をかけることができる。
受講者の学ぶ意欲が、すごい。
コーコーセーとは、まるで違う。
また、自分より年配の方がほとんど。
大半は、白髪か、うすい人。
40年近く、10代後半のコーコーセーと接してきたから、最初は戸惑った。
たまに30代、40代の人がいると、「若い!!」と心の底から思う。
現役世代は働いているのだから、若い人がいないのは当然だ。
ジョセーばかりの時もある。
「私の最初の赴任校は、ジョシコーでした。
今日は、ジョシコーに戻った気分です」と挨拶する。
往年のジョシコーセーたちが、爆笑する。
笑顔が明るい。
ボランティア講師を始めた理由は、他にもある。
キョーシをやめて、急に話すことをやめてしまうと、
認知症の発症を早めるかもしれないからだ。
自分のリハビリのつもりで、お引き受けしている。
さして詳しくもないことを調べては、話をするのだ。
「今日は、お招きいただき、ありがとうございます。
私も、このテーマは、初めてのことです。
皆さんと一緒に学ぶ気持ちで、講師をお引き受けしました」と。
学習会後のアンケートは、
「わかりやすい」という感想が圧倒的だ。
「わかるジュギョー」は、
「たいへんなコーコー」で試され積みである。
ところが時々、やたら詳しい人がいる。
ダンセーに多い。
「参加したけど、とくに新しいものはなかった」という感想。
ショックだが、褒められてばかりよりも刺激になる。
次の学習会からは、「専門家ではなく、ともに学ぶ者」を強調するようになった。
ワンコインに免じて赦してほしい。
でも、人前で話すのは、楽しい。
こんなリハビリだったら、どんどんやりたい。
Kセンセーの語り口は、完全に元のキョーシに戻っていました。
そのうち、学習会の一端を取り上げてみようかと考えています。
まずは、ケンポーの話から。
皆さん、ケンポーは得意ですか ?
それとも苦手ですか ?
果たしてKセンセーの話は、わかりやすいものなのでしょうか ?