人生百年 有為自然

人生百年。地域づくり、日々の生活、思いなどを中心にしたブログです。

有為自然 461   ローレライの声に魅せられて 林を上る

  ローレライの声に魅せられて 林を上る

 

f:id:uwisizen:20200704074710j:plain

 

いつものウォーキング

木々の間、丘の上から、いつもの歌声(女声)が聞こえてきた。

ローレライ伝説ではないが、魅せられてしまう。

上り切ると、彼女がいた。

白髪のジョセーである。

 

「いつもウォーキングの途中、聞こえてくるんですよ。

合唱など、やられていたんですか?」

「うるさい … ? … ですか?」

「そんなことありませんよ」

短い会話。

笑顔で別れる。

 

丘を降りてゆくと、路上にカギが落ちていた。

倉庫のカギのようだ。

さらに下って行く途中の家で、見かけた人に声をかける。

「この近くに交番はないですか?」

「降りて行ったところにある信号を右です」

信号にたどり着くと、通りかかった人にまた、交番の場所を聞いた。

「ずっと先の向こうの信号のところです」

 

f:id:uwisizen:20200704074737j:plain

 

交番お巡りさんは不在。

机上の電話で本署に連絡。

メモを書き、カギを机の中へ。

そこへちょうど立ち寄ったトロールのお巡りさんに、報告。

 

もと来た道に戻らず、新しい道を探して丘に登ることにした。

2か所で「○○の丘に行くには、どう行けばいいですか?」と聞く。

4人に声をかけた。

またまた新しい道を発見した。

 

この日は、なんと8人もの人と声をかわしたことになる。

交番のお巡りさん以外は、すべてジョセーだった。

別にジョセーだけを、ねらって声をかけたわけではない。

たまたまである。

コロナのせいで、人と会うことが少なくなったためか、

交番や道をたずねるだけの会話でも心地よかった。

ジョセーにはたびたびこわい思いもしてきたが、今日は大丈夫だった(笑)

 

そういえば、

「見事な雑種です」と誇った、ワンちゃんを連れたジイサンには、

最近、会っていない。

どうしたのだろう。

 

f:id:uwisizen:20200704074812j:plain