人生百年 有為自然

人生百年。地域づくり、日々の生活、思いなどを中心にしたブログです。

有為自然 499   自分が 歩道を歩いている

  自分が 歩道を歩いている

 

f:id:uwisizen:20200810154459p:plain

 

ウォーキングを始めてから、面白いことに気づいた。

歩いている時ではない。

 

車を運転していると、前方頭上に陸橋がある。

すると、陸橋の上から見下ろした道路や車も見えるのである。

 

また、道路わきの丘から見下ろした車道も見える。

団地の高台から見た風景も。

 

ある角度から見つづけていると、慣れっこになってしまう。

ところが、別の角度から見た姿を重ね合わせると、面白い。

ものごとを多角的に見るって、こういうことなんだろうなぁ。

「鳥の目」、「虫の目」でものを見るという言い方もある。

 

「生涯ヒラ」の人生を誇りにしてきた。

しかし、「ヒラ」にしか見えない世界に生きていたのだ。

退職前後から10年ほど、

「上」を経験した人と、一緒に仕事をしたことがある。

「下」ばかりいた自分には、見えなかった話を聞いた。

なるほど。

そのときばかりは、「上」も体験していたら … と、ふと思った。

しかし、自分には失うものが多かったことだろう。

健康に精神、そして同僚、友人 … 。

 

まだ3分の1は、残っていると思っている人生(笑)

「井の中」、また「地べた」からしか見えない世界。

そこで、つぶやきつづけよう。

 

f:id:uwisizen:20200810154527p:plain

 

そうそう、まだあった。

車を走らせていて、ときどき見かけるもの。

歩道を歩いている自分である。

痩せこけた、猫背のジジイ。

この前、ここを歩いたなと思うと、想像してしまうのだ。

う ~ ん (苦笑)