「ガクネンシュニンシドーガカリ」って何 !? (92)
Kセンセーが、職場の元ドーリョーについて話します。
ガッコー社会は、以前は、平たい人間関係だった。
管理職は、コーチョーとキョートーの2人だけ。
あとは、みんな「ヒラ」なのである。
ところが今は、
コーチョー・フクコーチョー・キョートー・ソーカツキョーユ・
キョーユ・リンニン・ヒジョウキン … というピラミッド社会である。
ガクネンシュニンや分掌シュニンもいたが、それは「互選」であった。
自分は、大変なコーコーで、
「互選」により、ガクネンシュニンとなった。
初めての「シュニン」。
そのとき、強力な「ガクネンシュニンシドーガカリ」がついてくれた。
もちろん、公的な名称ではなく、内輪での呼び方である。
40代前半の自分より、15歳年下のキョーシ。
その20代後半の若いキョーシが、シュニンを指導する。
なぜか。
自分は、思いつき、アイデア、企画することには、長けていたと思う。
校舎内壁面のペンキ塗り、朝の読書、オキナワシューガクリョコー、
遅刻の壊滅、タバコ撲滅、大型テレビを使ったジュギョー、その他いろいろある。
しかし、詰めが甘い。
抜けることが多い。
「Kセンセー、○○が落ちていますよ」と、
彼がチェックを入れてくれる。
「そうだ、そうだ、ありがとう」という関係だ。
ガッコーのキョーシ社会が良くなる方法は何か ?
キョーインに序列づけて、ピラミッド社会をつくることではない。
キョーシにセーセキ評価をつけて、キューリョーに差をつけることでもない。
一番大切なのは、「チームワーク」である。
チームのリーダーは、「互選」で決めればよい。
そして、自由闊達に話し合い、どんどん新しいことに挑戦していけばよい。
そう思っている。
ガクネンシュニンとガクネンシュニンシドーガカリ。
二人の関係は、実にうまくいった。
シドーガカリの若いキョーシについて、次回からもう少し、詳しく話したい。
皆さんは、その若いキョーシは、どんなキョーシだと思いますか ?