自然とは ? 自(おの)ずから 然り !!
庭の「作務(さむ)」。
毎日ではないが、日をあけずにおこなうようになった。
芝生の雑草を、ほぼ全てぬきとった。
生垣を剪定し終わった。
しかし、しかしである。
雨が止み、晴れると、
芝生には、もう新しい草が生えてきている。
生垣には、新しい芽が伸びている。
自然とは、人間の手が加わらない、そのもの本来のあり方である。
草木は、生きており、ひとりでに育つ。
自然とは、「自(おの)ずから然り」。
禅宗の僧侶 山川宗玄さんの言葉が心にしみてくる。
草木は、手を加えない限り、どんどん成長する。
「生垣」や「芝生」を維持するためには、伸びたらカット、出てきたら抜き取る。
そしてまた、カット、抜き取る。
その繰り返しなのだ。
ほったらかしておくと、大変なことになる。
そうならないように、日々是「作務」。
勤行であり、三昧である。
悟りの境地には、まだまだほど遠い。