タヌキに出会ったのは 4回目
涼しくなったので、ウォーキングしやすくなった。
谷戸(やと)の棚田に行く。
黒い穂の古代米は、まだ刈りとられていなかった。
丘の上にのぼると、薄暗くなった遠方に多くの明かりが見える。
夜景もきれいなことだろう。
公園の草も刈りとられていた。
落葉を踏みしめると気持ちが良い。
タヌキとの出会いも、今年4回目だ。
こちらをじっと見つめている。
黒いシルエット。
シッポが太い。
藪の中に消えて行った。
数十段の上り階段。
全く苦しくない。
130階段。
以前は、途中で立ち止まった。
160階段も、250階段も、平気になった。
階段を下りていると、後から駆け下りてくる音が聞こえた。
若いダンセー。
自分はあっという間に、抜かれてしまった。
もう階段を駆け下りるなどということは、あり得ない。
いつでも、手すりに手をのばせるようにしている。
焦って駆け下りなくても、
確実に人生を下り続けている。
急ぐ必要はないか(笑)。