難波のことも 夢のまた夢 …
速報をみながら、頭に浮かんだ歌。
露と落ち 露と消えにし ○○○かな 難波のことも 夢のまた夢
豊臣秀吉の前半生は、大好きだった。
天下をとってからの後半生は、嫌いだ。
さて、ジューミントーヒョーというのは、むずかしいものだ。
住民を分断する。
10年間かけて2回も。
親子兄弟・夫婦・知人・友人・隣近所 … のあいだにも、
対立を生み出しただろうなぁ、と思った。
テレビのワイドショーに出てくる人間たちの、
表情・語り口を見ていると、どちら派かがわかる。
この人間も、そうだったのか、と。
自分たちの主張を実現するために、上から呼びかける住民投票。
イギリスのEU離脱も、そうだった。
その結果に、イギリス国民自身も唖然とした。
こんなかたちで決めていいのだろうかと、思った。
わが地域の自治会で、数年前に突然、ボー○ンカメラの設置問題が起きた。
自治会総会で「もっと慎重に検討した方がいい」という継続審議の動議が出された。
動議は僅差で否決され、議案が強行採決された。
しかし、その後の検討で、設置を取りやめることになった。
何ごとも、圧倒的多数が納得できるかたちで進めた方がいいと思う。
賛否相半ばするようなものは、急いで決めるべきではない。
これが、教訓である。
わが地域では、ボー○ンカメラ問題を考える過程で、
地域の安全・安心のためには、何が必要かを話し合った。
花壇づくり、草刈り、痴漢防止のための樹木剪定も有効ではないか、と。
そして、ボランティア活動が始まった。
わがボランティア仲間には、
当時、ボー○カメラに賛成だった人も、反対だった人もいる。
今、いっしょに仲良くボランティアをしている。
地域をよくしたいという点では、同じなのだ。
住民間の対立は、とにかく避けたい。
圧倒的多数の合意で進めることが大切だと思う。
今回のジューミントーヒョーでも、同じことを考えた。
それにしても、かかった費用・税金はすごかっただろうなぁ。
誰か、計算しないのかな ?