ジュリアン … ジュリアン …
「地域清掃デー」の当日、
今年の夏に掘り起こしたチューリップの球根を植えた。
その後、市のリサイクルセンターに行き、
土壌改良剤、4袋(計40キロ)をもらってきた。
センターには、木のチップと発酵剤を混ぜたものが山になっている。
湯気が出ている。
スコップで、好きなだけ袋に入れて、持ち帰るのだ。
帰りの車の中は、改良剤の臭いが充満する。
窓を開け放して、車を走らせた。
市の道路課の許可を得た花壇だから、改良剤を無料でもらえる。
一人で花壇にすき込んだ。
ホームセンターで、25リットル入り培養土4袋を購入。
花壇にすきこむ。
花を植えるときに、苗の穴に入れるために半分残した。
市からビオラ50苗と、ジュリアン50苗が届いた。
花壇ボランティアの団体に、これも無料配布される。
1団体の上限は、100苗。
わがボランティアは、4か所9面の花壇をつくっている。
集会所前広場の花壇に、ビオラとジュリアンの半分を植えた。
役員会の打ち合わせを終えて集会所から出てきた、
老人会前会長と現会長が手伝ってくれた。
「孤独の花壇づくり」より、はるかにはかどる。
ちなみに、ジュリアンという名前を初めて覚えた。
注文するときに覚えたのに、忘れてしまったのだ。
業者が持って来た花の苗のトレーに、
「ジュリアン」という札がついていたので、思いだした。
さて記憶が、いつまで残るだろう。
ジュリアン … ジュリアン …
なぜか、 ♫ メリージェーン が浮んだ。
つづく。