ウォーキング元年 眼下に「銀河鉄道」
2020年をふりかえる。
個人的に、今年最大のことは何か。
「高血圧元年」、そして「ウォーキング元年」。
長年、運動嫌いだった自分。
これまで日常的に身体を動かすことはなかった。
ところが「血圧が高い」と医者に言われて、ウォーキングを始めた。
雨の日、用事のある日以外、ほぼ毎日歩く。
始めて見ると、いいことづくめである。
「下り坂」に強くなった。
「西洋梨形体型」ではなくなり、腹部の「浮き輪」も消えた。
シモヤケになることも、ほぼなくなった。
四季の、さまざまな景色に出会える。
梅、桜、ブルーベリー、栗の花、紅葉、落葉 … 。
小鳥のさえずり、カエルの鳴き声。
丘の上のヴァイオリン弾き、ローレライ、詩吟、尺八、チェロ … 。
タヌキにも、7回会う。
コロナなのに、何人もの知り合いと出会い、話すことができた。
視野が多角的になった。
見下ろす風景、見上げる団地群、陸橋。
夜景も素敵だ。
地上にばらまかれた星、そして眼下を走る「銀河鉄道」。
何とも言えない光景だ。
ゴースト団地が、しばらくすると更地になっていた。
ほんの少し、危ないこともあった。
不審者に間違われ、小学生の男の子に大声をあげられた。
前を歩く若いジョセーが、突然、急ぎ足になった。
歩道で自転車にぶつけられそうになり、ヒヤッとした。
降圧剤を服用し始めた。
血圧の下がり具合は、まだまだである。
来年も、ウォーキングに励むつもりだ。
そうそう。
ウォーキングは、認知症の予防にもよいそうだ。
「ウーキング万歳 !!」である。