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有為自然 624  「生老病死(しょうろうびょうし)」は 無料に !!

  生老病死(しょうろうびょうし)」は 無料に !!

  

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カナダ在住のYさんより、長いコメントをいただきました。

そこで、お返事を書くことにします。

 

キョーイク費は、絶対に無料にすべきだと思っています。

親が富裕層貧困層かによって、

子どものキョーイクレベルが違い、人生が全く異なってくるからです。

富裕層のプラスの連鎖に対して、貧困層「負の連鎖」がつづきます。

そこから抜け出せません。

 

コーコー進学率が75%になろうとする頃のことです。

私の卒業した田舎の中学は、卒業生20人のうち半数が就職でした。

成績がいいのに、家が貧しいために高校進学できない友達もいました。

 

県都の受験校に、下宿住まいで進学した私は、

田舎では超・恵まれたセートだったと思います。

同級生は、私のことをどう見ていたのでしょう。

 

そんな私も、裕福な家庭に生まれた人間に対して、恨みの感情がありました。

もし、小さい頃から、がいっぱいある家に育ったら、

もしピアノがあったら、

もしエアコンがあったら、

もし家に自分用の個室があったら … 。

 

今の大学生の多くは、卒業時に、

何百万円という貸与奨学金の返済を、かかえたまま社会に出ていきます。

その負担を想像しただけで、ゾッとします。

大学のジュギョーリョーも無料にすべきでしょう。

当面は、「半額 国費」を目標にしたいですね。

 

私の大学時代は、1カ月あたり、

家からの仕送り1万円、バイト1万円、奨学金1万円という生活でした。

寮費は、月6,500円(朝夕食付き)

就職したあと、奨学金の返済は免除になりました。

もし返済しなければならなかったとしたら … 。

返済免除は、ほんとうに助かりました。

 

食費を含め保育園・幼稚園の費用も、無料にすべきだと思っています。

人生のスタート地点での格差もなくすべきです。

 

小中学校の給食費も、無料にすべきでしょう。

貧困層にあっては、栄養を考えた食事をとることができる大切な機会です。

 

Kセンセーのコーコーでは、お金がないために、

修学旅行を諦めざるをえないセートもいたそうです。

「そういうセートたちのことを考えると、本当に辛かった」と話します。

修学旅行費だって、無料にすべきでしょう。

 

人間が「生まれる 育つ 学ぶ 病にかかる 老いる 死ぬ」

これら根幹の部分は、基本的に社会全体で支えるべきではないでしょうか。

そういう社会になってほしいと思っています。

生老病死は、宗教上の問題であると同時に、人間の現実の問題です。

最近、気づきました。

 

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セーフは、ケーザイ、ケーザイと言います。

「経済」は、経世済民の略。

「世を経(おさ)め、民を済(すく)ふ」

意味は、「世の中をよく治めて、人々を苦しみから救うこと」

税金も、世のため、人のためにつかうのが基本です。

Yotoroさんには、釈迦に説法でした。

失礼 !!

 

今の世は、全く逆です。

「利潤」のために、人間をとことん安くこき使う。

そしてボロボロにして、捨てる。

年老いたら、「役に立たないヤツは、さっさと死ね」です。

 

税金も、大キギョーのために使っています。

コロナに便乗して、自分たちのトリマキキギョーのために金をばらまく。

 

話がそれました。

要は、ゼーキンは、まず「国民の命と生活」のために使うべきだと思っています。

 

北欧諸国は、ショーヒゼーが高くても、

キョーイクやフクシ関係に使われています。

わがクニは、ショーヒゼーの分だけ、ダイキキョーや富裕層が減税されました。

 

年初から、またまた大真面目になってしまいました(笑)。 

皆さん、どう思われますか。

 

次回は、キョーカショについて。