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有為自然 642  若い世代の  負担減は どんだけ ~ ?

  若い世代の 負担減は どんだけ ~ ?

 

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コロナで巣ごもりしている高齢者に、またまたプレゼント。

いや、違うか。

 

セーフは、

75歳以上の高齢者の医療費負担を「1割から2割」にするそうです。

この表現って、うまいと思いません。

10%から20%へ。

「小さな負担増」って印象を受けませんか ?

 

実際には、高齢者 本人の負担が 2倍になるってこと !!

今まで、病院の窓口で2000円払っていたのが、4000円に。

5000円払っていたのが、1万円に。

これって、「2倍」ってことでしょう。

「1割」「2割」って、言葉にごまかされませんか ?

数字のマジック。

 

若い人たちの負担を減らすためですって ?

ではいったいどの程度、軽くなると思いますか ?

 

高齢者の窓口負担は、年1880憶円増えます。

それに対して、現役世代の負担減は、1人あたり年700円です。

事業主負担分を除けば350円

1人あたり年350円、月平均30円弱にすぎません。

あたかも若い世代の負担を減らすかのように宣伝していますが、実は月30円弱。

 

公費負担が、年980憶円減るそうです。

そのうち約800億円が政府。

だましのテクニック、サギ的な手法です。

減らした分の約800億円は、爆買いした兵器の支払い、

軟弱地盤のヘノコ基地建設などに消えます。

 

高齢者世代の窓口負担を、増やすべきではありません。

病院に行くことを控えるために、かえって重症化。

そのために医療費は増えるでしょう。

「さっさと、〇んで!!」ということか。

今の若い世代も、やがて2倍の医療費を払う年齢になります。

 

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生老病死に関わることは、基本的に「公費」

「揺り籠から墓場まで」。

安心して暮らせる社会にしていきませんか。

 

ちなみに負担が2倍になる人は、年収200万円以上の単身者と、

どちらも75歳以上の夫妻で「年収370万円以上」の世帯だそうです。

 

わが家は、大丈夫 ?

単身になったら、該当するかな。

片方が亡くなって落ち込んでいるところに、

「医療費2倍」がやってくる、そんな気がします。

なんなんかな~。

やっぱり、「さっさと、〇ね」ってことのようですね(笑)