♫ シホー ロッポー ハッポ― 手裏剣 ?
みなさん、「ロッポー」ってご存知ですか ?
忍たま乱太郎の「 ♫ 四方 六方 八方 手裏剣 … 」の「六方」ではなく、
「六法」です。
6つ全部、言えますか ?
そして、法律は好きですか ?
私は、まるでダメでした。
高校3年のとき、保護者面談で、
クラス担任から、「法学部は、つぶしがきく」と薦められました。
「人生いかに生くべきか」と、哲学科をめざしていた時期です。
法学部に対して、イヤな、不純な感じを受けました。
しかし、その後、「法」は生きる上で、
また社会的正義を実現するために「武器」となることを、
いろんな場面で経験しました。
今では、「困った時の弁護士頼み」です。
ところで、六法とは、
憲法・民法・商法・民事訴訟法・刑法・刑事訴訟法の6つの法のことです。
「六法全書」を持っていますが、分厚くて重い。
そこで、子どもにもわかる「六法」の本をお薦めします。
『こども六法』(山崎聰一郎 弘文堂 2019年)
次の文は、「大人向けのあとがき」の抜粋です。
「法律はみんなのためのルールなのに、みんなにわかるように書かれていない」
― そんな問題意識から、『こども六法』の制作が始まりました。
念頭にあったのは筆者自身のいじめの被害体験でした。
「小学校当時の自分に法律の知識があれば、自分で自分の身を守れたかもしれない」、
そんな後悔に突き動かされて少しずつ形になっていった本です。
子どもさん、お孫さんをお持ちの方に、お薦めします。
大人が気軽に手にする本としても、家庭に1冊、備えられたらどうでしょう。
読みやすく、法律が身近になると思います。
条文すべてが、「です・ます調」のやさしい文章になっているのです。
図書館で借りて、また本屋さんの店頭でご覧になってみてください。