「キメツの花壇」は その後どうなった ?
一時期、「キメツの花壇」と名づけた花壇。
陽当たりが抜群にいいので、30近いビオラが元気に花を咲かせている。
みごとである。
黄色のスイセンも10本ほど、花をつけた。
「ついに、やった !!」 という感じだ。
道路わきの雑草を抜き取って、10人近くのボランティアでつくった花壇。
10メートル余の長さ。
まだ花の苗を植えていない時期に、子どもの足跡がくりかえし残されていた。
いったい、どこのガキだ ?
花壇を荒らす「餓鬼」ということで、自分の中で「キメツの花壇」と名づけた。
「ここは花壇です。踏まないでね」と書いた、
発泡スチールのトレーを立てる。
しばらくして、足跡は消えた。
その後、ビオラ30苗と、ジュリアン2苗、スイセン・チューリップの球根を植えた。
市役所が「地域花壇」の看板を立ててくれた。
ところが、今度はイヌの足跡。
花壇の目の前のお宅の、
90歳近いダンセーが水やりや清掃をしてくださるようになった。
また、イヌを連れている方に、注意をしてくださったようだ。
さらに、小さな竹の札を10枚ほど立てて下さった。
ようやく、イヌの足跡も消えた。
近日中に、花壇のふちにゼフィランサスの球根を植えるつもりである。
ゼフィランサスは、植えっぱなしですむ。
4か所9面の花壇を維持するには、
なるべく手抜きできるようにしたい。
この「キメツの花壇」を見ていると、浮き浮きしてくる。
もはや「喜悦の花壇」である。