フンガイにフンガイ フンセン記
ネコは、大好きである。
子どものころ、何匹も飼っていた。
名前は、ミケ、クロ、クロスケ … 。
おかげで、ネコの鳴きマネは達人級にうまい。
しかし、ネコ好きだが、ネコフンは大嫌いだ。
今年、庭の花壇 兼 畑。
少し休ませようかと思って、ぎっしり植えなかった。
表面が土になっているところが多い。
明け方、太極拳をするために庭に出ると、見事に掘り起こしたあとがある。
大嫌いな固形物も。
苗が入れてあったトレーを裏返しにしておいた。
金網も広げて敷いた。
ところが、空いたところを掘り返す。
近所のお宅の庭を見ると、土が露わになった庭はほとんどない。
わが家は、絶好のウンコバなのだ。
もう我慢ならない。
ホームセンターに行き、ネコ除けのネットを買ってきた。
ネコの通り道。
庭への開き戸、裏の開き戸、フェンス。
その上部に、ネットを短く切ってセットした。
雨が降ったりしたので、ネコの訪問が絶えた。
ところが、である。
またしても。
2か所の開き戸の下が、通り抜けられるのである。
開き戸の下に、忌避剤を思い切りまいた。
すると、敷地外の北側の花壇がやられた。
中に入れないとみるや、表面が土のところを掘り返したのである。
そこで、苗用のトレーを2枚、花壇に置いた。
今度は、トレーの間のわずかな土の部分がやられた。
トレーをもう一枚増やし、3枚にした。
ところが、翌日、今度は庭の花壇がまたやられた。
トレーとトレーの間のわずかな土を掘り返された。
雨にぬれて、大きな固形物。
次は、どうすればいいのだろう。
考え中である。
地域ネコを世話している人々は、
地域住民がこうむるフン害をどう思っているのだろう。
ネコも必死である。
「糞害に憤慨、奮戦記」は、まだまだ続きます。
勝利宣言の日まで。
こんなことで、悪戦苦闘するとは … (苦笑)。