人生百年 有為自然

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有為自然 689  とったど ~ !!  何を ?

   とったど ~ !!  何を ?

 

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小学校以来の緊張感かもしれない。

「よーい、どん」

あの一番イヤな記憶だ。

ちゃんと、やれなかったらどうしよう。

前の日から、そわそわした。

果たして、とれるだろうか。

 

開始の日、8時台にパソコンを開く。

「予約受付コード」10桁の数字を打ち込む。

つづいて、4桁の「確認番号」も。

そして、ひたすら開始の9時を待つ。

イカタが、カウントダウンする。

5、4、3、2、1、ゼロ。

「利用を開始する」をクリック。

 

しかし、「入力間違い」みたいな赤い文字が出た。

あれだけ確認しながら、数字を打ち込んだのだ。

間違っているはずはない。

「利用を開始する」を繰り返し、クリック。

「間違い」の表示が消えない。

 

クリックのくりかえしで、5分ぐらい経過。

もしかして、最初から入力し直した方がいいかもしれない。

そこで、やり直す。

 

すると、「会場」選択の表示が出た。

三択からクリック。

いくつかの日程に「空き」があったが、

モタモタしているうちにすべて「空き」が消えた。

あわてて、別な「会場」を選択。

あとの方の日程が、いくつか残っていた。

遅い時間帯が並んでいる。

午後6時台以後である。

「残り20人」

慌てて、クリック。

「受けつけました」の表示。

メールアドレスを入力して、終了。

 

「とったど ~ !!」

 

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パソコン入力に慣れていない、

自分のような情報弱者は困ったことだろう。

「最初からやり直してください」という表示さえあれば、

すぐにやり直せたのだ。

この日は45分程度で、予約が終了。

 

そこで、市役所に電話した。

最初からやり直してください、という表示をしてほしい」とお願いするためだ。

交換台の方から、ワクチン担当の専用電話を紹介された。

その番号にかけ続けたが、ずっと話し中である。

 

夕方5時前になって、市役所の代表電話にかける。

「ワクチンの予約をとれたのですけど、気がついたことがあります。

紹介された専用ダイヤルにずっと電話しましたが、つながりません。

話を聞いていただける方をお願いしたいのですけど」

ようやく、市役所職員と話すことができた。

 

すると、開始の9時直後、トラブルが発生したとのこと。

5分ぐらいで解消。

「明日からは、そういうことはないでしょう」とのことでした。

 

「ワクチン予約」の件で一日、明け暮れました。

とれなかった人たちは、どんな気持ちだったことでしょう。

電話予約の人たちは大変だろうなと思いました。

書きながら、「とったど ~ 」と素直に喜べない自分に気づきました。

 

セーフの上の方の人間や、ぼったくり男爵たちには、

下々の人間の姿は見えないのだろうな。