ハワイで 「左車線」を逆走
キチクベーエーの世代ではないのに、アメリカがあまり好きではありません。
キチク … から、
いともかんたんにタイベージューゾクへと変わった従順なコクミン。
何なのかなぁ ~ 。
* ただし、格調高い「アメリカ独立宣言」は好きです。
そんなわけで、ハワイ旅行を考えたこともありませんでした。
しかし、職場に出入りする旅行業者から
「ハワイはいいですよ。
騙されたつもりで、一度行ってみてくださいよ」と言われました。
ギフは、「憧れのハワイ航路」の時代の人間。
肺ガンの手術後、こんな機会はないということで、家族3人でハワイへ。
飛行機に搭乗するとき。
客室乗務員から“ Where ・・・ you go ? ”
ギフはわざと大きな声で、“ Honolulu !! ”と答えました。
乗務員たちが、大笑い。
どうも“ Which seat ? ”という意味だったらしい。
ギフは、外資系の会社に勤めていました。
時差のため、ホテルに着いた途端、3人とも爆睡。
初日は、時間がもったいなかったです。
ギフは車イス。
バス乗車のときも、ショーを観るときも最優先で最前列。
障害者への対応には、感心しました。
生まれて初めての外車のレンタカー。
しかも、右側走行。
まだナビのない時代。
「この車、どうやって運転するんだ?」と、モタモタしながらの運転スタート。
ニホンの感覚で、出口からもう一つ先の車線を右折してターン。
気がつくと、左車線を逆走しようとしていました。
あわや正面衝突というところで、ストップ。
両手を合わせて、ひたすら “ I'm sorry. ”
相手は、こちらが慣れていない初心者だと理解したのか、笑顔で対応してくれました。
何が何でも、真珠湾へ。
海底に沈む軍艦を観に行くのです。
油が浮いていました。
もちろん、ダイヤモンドヘッドに登り、ワイキキの浜で泳ぎます。
「この木、何の木、気になる木」も見ました。
ハワイは海の近くのわりに、空気がさらっとして気持ちよかったです。
そんなわけで「ハワイ嫌い」が、いとも簡単に「ハワイ好き」に。
「また行きたい」と思っていましたが、
「もう行くこともあるまい」と思う今日この頃です。
海外旅行は、団体で欧州2回、家族でハワイ1回のみ。
3回の旅行を、駆け足で振り返ってみました。