「なが~い話」といえば … 誰を思い出しますか ?
久しぶりに、「Kセンセーのはなし」です。
Kセンセーから「開会式を観た?」と電話がかかって来ました。
以下は、そのときの彼の話。
セーコとバッハの長ったらしいスピーチ。
合わせて20分。
予定だと、9分だったとか。
勤めていた時のコーチョーの長々とした話を思い出した。
体育館に集めたセートたちを前に、コーチョーが延々と話をする。
貧血を起こして倒れるセートが続出した。
それでも、コーチョーは話をやめない。
一体どういう神経をしているのか。
何でも一言発する自分だったが、
さすがにそのことをコーチョーに直接言うことはできなかった。
「自分がセートシドー主任をしていた時のコーチョー」の話は、簡潔明瞭だった。
ほんの数分で終わる。
始業式や終業式のとき、コーチョーの話のあと、
セートシドー主任の話をすることになっていた。
なるべく「3分以内」に収まるように努力した。
ある時、職員室でモタモタしていて、体育館へ着くのが少し遅れた。
もうコーチョーの話は終わるところだという。
焦った。
結局、その日の式は、セートが集合してから、
コーチョーとセートシドー主任の話、諸連絡が終わるまで、わずか15分。
あっという間だった。
しかし、時々、同僚たちから指摘を受けた。
「Kさん、○○の話が抜けていましたよ」と。
短けりゃいいというものでもない。
これまで聞いた、もっとも短い挨拶。
セートたちから嫌われていた、ある主任キョーシ。
いつも偉そうにしている。
彼も含めた離任式でのあいさつ。
退職・転勤するキョーシたちの話がつづく。
そして、キラワレキョーシの順番がやってきた。
セートたちは、みんな「嫌だな~、長いんだろうな~」という表情をしている。
すると壇上にたった彼は、一言。
「諸君、さようなら」と。
それだけで終わったのである。
セートたちから、割れんばかりの拍手が起きた。
想定外だった。
彼の人生にとっても、最高(?)の瞬間だったのではないか。
自分もこの時ばかりは、彼を見直した。
彼は、キラワレモノの自覚があったのである。
バッハが長話をしたのは、キラワレモノの自覚が全くないからか。
それともニホンコクミンを完全に見下しているからか。
皆さん、どう思われますか?
追伸
それにしてもニュースやテレビを、ゴリンが完全に占拠しましたね。
トーキョーのコロナ感染者数が、1週間前より2倍になっても、
オキナワが3倍近くなっても、
そんなことは大したことではないとでも思っているのか。
台風接近なんて、関係ない ?
何よりも「金メダル!!」報道。
どこかセンゼンに似てません。
ダイホンエーハッピョー、○月○日、◇◇において金メダル○個 獲得 !!
違うのは、コロナの感染拡大のニュースを、
ほんの少し、申し訳程度に流すこと。
ゴリン報道がここまですごいことになるとは、予想していませんでした。
ある程度は、覚悟していましたが … 。