人生百年 有為自然

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有為自然 723  「なが~い話」といえば … 誰を思い出しますか ?

  「なが~い話」といえば … 誰を思い出しますか ?

 

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久しぶりに、「Kセンセーのはなし」です。

 

Kセンセーから「開会式を観た?」と電話がかかって来ました。

以下は、そのときの彼の話。

 

セーコバッハの長ったらしいスピーチ。

合わせて20分。

予定だと、9分だったとか。

勤めていた時のコーチョーの長々とした話を思い出した。

 

体育館に集めたセートたちを前に、コーチョーが延々と話をする。

貧血を起こして倒れるセートが続出した。

それでも、コーチョーは話をやめない。

一体どういう神経をしているのか。

何でも一言発する自分だったが、

さすがにそのことをコーチョーに直接言うことはできなかった。

 

「自分がセートシドー主任をしていた時のコーチョー」の話は、簡潔明瞭だった。

ほんの数分で終わる。

始業式終業式のとき、コーチョーの話のあと、

セートシドー主任の話をすることになっていた。

なるべく「3分以内」に収まるように努力した。

 

ある時、職員室でモタモタしていて、体育館へ着くのが少し遅れた。

もうコーチョーの話は終わるところだという。

焦った。

結局、その日の式は、セートが集合してから、

コーチョーとセートシドー主任の話、諸連絡が終わるまで、わずか15分。

あっという間だった。

 

しかし、時々、同僚たちから指摘を受けた。

「Kさん、○○の話が抜けていましたよ」と。

短けりゃいいというものでもない。

 

これまで聞いた、もっとも短い挨拶。

セートたちから嫌われていた、ある主任キョーシ。

いつも偉そうにしている。

彼も含めた離任式でのあいさつ。

退職・転勤するキョーシたちの話がつづく。

そして、キラワレキョーシの順番がやってきた。

セートたちは、みんな「嫌だな~、長いんだろうな~」という表情をしている。

すると壇上にたった彼は、一言。

「諸君、さようなら」と。

それだけで終わったのである。

セートたちから、割れんばかりの拍手が起きた。

想定外だった。

彼の人生にとっても、最高(?)の瞬間だったのではないか。

自分もこの時ばかりは、彼を見直した。

彼は、キラワレモノの自覚があったのである。

 

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バッハが長話をしたのは、キラワレモノの自覚が全くないからか。

それともニホンコクミンを完全に見下しているからか。

皆さん、どう思われますか?

  

追伸 

それにしてもニュースやテレビを、ゴリンが完全に占拠しましたね。

 

トーキョーコロナ感染者数が、1週間前より2倍になっても、

オキナワが3倍近くなっても、

そんなことは大したことではないとでも思っているのか。

台風接近なんて、関係ない ?

 

何よりも「金メダル!!」報道。

 

どこかセンゼンに似てません。

ダイホンエーハッピョー、○月○日、◇◇において金メダル○個 獲得 !!

違うのは、コロナの感染拡大のニュースを、

ほんの少し、申し訳程度に流すこと。

 

ゴリン報道がここまですごいことになるとは、予想していませんでした。

ある程度は、覚悟していましたが … 。