笑いながら怒る人 … シュールな映像
竹中直人の「笑いながら怒る人」。
大好きでした … 。
最近のニュース報道を見ていると、
「笑いながら怒る人」を連想します。
満面笑顔のアナウンサー
一転、真面目で深刻な顔。
画面が変わると再び、喜びはしゃぐ顔。
一瞬にして、深刻さは消えます。
まことにシュールな映像です。
「惨事」と「お祭り」の共存。
どんなに深刻なニュースを流しても、
これでは人々の心に、「危機感」が伝わるわけがありません。
ネットニュースの字づらは、ゴリンのオンパレード。
オミ会長が言っていました。
「最大の危機は、社会で危機感が共有されていないことだ」
「ゴリンは、感染を増やす要素」
しかし、シュショ―は、「ゴリンと感染拡大は関係ない」と。
そんなの関係ない、そんなの関係ない ?
IOCも「ゴリンは、別世界。東京に感染を広げていない」と。
トチジも、「ゴリンで人出が減少している」、
都の保健局長は、「危機感を煽らないで」と。
コロナに対する「危機感がない」のは、シュショ―・トチジら ?
「危機感の広がりを妨げている」のも、シュショ―・トチジら ?
彼らにある危機感は、「ゴリン中止」の声が高まること。
メディアも相変わらず「お祭り騒ぎ」。
「お祭り報道」で、「危機感」をことごとく消去しています。
まさに「ゴリン翼賛報道」そのもの。
センジチューの報道も、こういうことだったのか。
危機感を共有し、命を救う最大の方法は何 ?
医療関係者たちが訴えています。
それは、「ゴリン中止」。
こんなことを言ったら、ヒコクミン ?
そういえば、アベマリーオが「ハンニチ」という言葉を引用したとか … 。
マスメディアは、
「ゴリン中止」を言えないなら、せめて報道の仕方を改めるべきでは … 。
「ゴリン笑顔 → コロナ深刻 → ゴリン笑顔」ではなく
「コロナ深刻 → ゴリン冷静 → コロナ深刻」に。
それにしても、竹中直人が開会式に出演しなかった理由。
ニュースを知って、エ~ッと驚きました。
「笑いながら怒る人」を、これからどんな気持ちで見ることになるのか … 。
複雑な気分です。