「3匹目のドジョウ」は どうなる ?
亡くなった父が、生前、アイカタに言いました。
「誰かのところに行った時、ドジョウを食べさせられた」と。
それは、わが家に来た時のことです。
料理店で、柳川鍋を食べさせましたから。
父は、そのことを忘れてしまっていたのです。
わが田舎では、ドジョウは泥田の中にいる「下賤な魚」。
そんなものを食べなくても、
新鮮な海の魚をいっぱい食べることができるのです。
川魚といえば、アユ・ボラ・ナマズ・フナ・マスなどは食べました。
私自身、アイカタに初めて柳川鍋を誘われた時には、勇気がいりました。
「こんなものを食うのか」と。
さて、地域の自治会のはなしに変わります。
「3匹目のドジョウ」はどうなるか。
1匹目。
雨上がりに決死の覚悟で、新しい住民に自治会への入会を勧誘。
その後、若い新住民さんが、娘さん(幼稚園児)を連れて、
班長さんのところへ入会届をもってきてくれました。
シゼン、感激 !!
2匹目。
かつて高齢を理由に退会された、すぐお隣のダンセーを訪問。
「役員・班長の役は、しなくてすむように配慮します。
回覧板は、必要なものだけを私がお届けします」と話しました。
もちろん、訪問の趣旨を「用紙1枚」にまとめていきました。
すると、快諾。
わが班は、20数軒。
これで、未加入者はあと1軒だけになりました。
この方も、だいぶ前の退会者。
意を決して、訪問しました。
娘さん(息子の妻さん?)が玄関先に出てきました。
初めて会う方です。
「向こうに見える、あの家の者です。
ウイシゼンと申します。
今年、自治会の役員をしています」と自己紹介。
「ちょうど出かけるところです」と言われたので、
「用件は、この紙に書いてありますので、あとで読んでください」と言って、
引き下がりました。
1年で、全員交代する自治会役員。
減少しつづける自治会員。
これまで、会員が減り続ける問題に有効な手が打たれませんでした。
私は、本腰を入れた自治会勧誘(セールス)が、
絶対に必要だと思っています。
「隗(かい)より始めよ」です。
(物事に挑戦するに当たっては、最初に言い出した者が、まずは取り組むべきだ)
自治会員が減っていくと嘆くよりも、すすんで会員を増やしましょう。
こう思って、重い腰をあげたのです。
「3匹目のドジョウ」がどうなるか。
むずかしいですね。
これから、どう動いたらいいか。
再度訪問すべきか、「果報は寝て待て」か ?
パーフェクトゲーム、そんな美味しい話はないか。
迷っています。
それでも、二軒の方は入会してくださいました。
打率6割6分6厘。