「おーい あんぽんたん」 ?
「おーい、あんぽんたん」なら、わかる。
「おーい ぽぽんた」って、何 ?
おーい たぽんぽ
おーい ぽぽんた
おーい ぽんたぽ
おーい ぽたぽん
ぽぽたん、ぽたんぽ、たぽぽん … 。
な ~ だ、「たんぽぽ」か。
「変な題」だとは思いましたが、借りてきました。
mosgreen3111さんのブログで知った本です。
『おーい ぽぽんた』(柚木沙耶郎 画 茨木のり子 … 他 編 福音館書店)
知っているのと、知らないのと。
いろんな詩・俳句・和歌が出てきます。
童心に帰って、心の中で声に出して読んでみました。
たんぽぽ
たんぽぽが
たくさん飛んでいく
ひとつひとつ
みんな名前があるんだ
おーい たぽんぽ
おーい ぽぽんた
おーい ぽんたぽ
おーい ぽたぽん
川に落ちるな
知っている詩の、抜粋をいくつかあげてみます。
みんなちがって、みんないい。 (金子みすゞ)
海だべがど おら おもたれば
やっぱり光る山だたぢゃい
ホウ
髪毛 風吹げば
鹿(しし)踊りだぢゃい (宮沢賢治)
にんげんの にんげんのよのあるかぎり
くずれぬへいわを
へいわをかえせ (峠三吉)
二十四
私の上に降る雪は
いとしめやかになりました … (中原中也)
こんな時間も、いいですねぇ。
「散文人間」の自分の心にも、
ほんの少し、詩や歌が流れました。